Podnewsが2024年ポッドキャストプラットフォームの評価結果を発表、総合トップはApple Podcasts

Podnewsがポッドキャストプラットフォームに関する意見やスコアをポッドキャストクリエイターから集め、その集計結果を発表しました。今日はこのニュースを紹介します。

■ポッドキャストアプリについて

ポッドキャストアプリの評価、トップはApple Podcasts、2位はSpotify、3位はYouTubeと続きました。昨年と比較して、順位変動はしていないものの、スコアは全体的にダウンしています。

■ディレクトリーについて

ポッドキャストの掲載されるディレクトリーについての評価、1位はSpotifyとPodcast Index、2位はApple Podcastsでした。Apple Podcastsは、番組をリスト化するのが少し複雑である点で評価がさがっているとのこと。

■分析と統計について

ポッドキャストのパフォーマンスに関する分析と洞察を含むダッシュボードに関しての評価、1位はApple Podcasts、2位はSpotify、3位はYouTubeと続きました。

■マネタイズについて

ポッドキャストでのマネタイズの評価、1位はApple Podcasts、2位はPodcast Index、3位はYouTubeと続きました。Appleは有料サブスクリプションを提供していることから高い評価となっています。

■イノベーションについて

ポッドキャストのイノベーションの評価、1位はPodcast Index、2位はSpotifyとApple Podcastsでした。Appleのスコア上昇はトランスクリプト対応の効果のようです。

■オープンスタンダード対応について

プラットフォームのオープン性についての評価、1位はPodcast Index、2位はApple Podcasts、3位はAmazon Musicと続きました。SpotifyとYouTubeはオープンではないという点で低い評価となっています。

■クリエイターとの関係について

クリエイターとの関係についての評価、1位はApple Podcasts、2位はPodcast Index、3位はSpotifyと続きました。YouTubeの評価は、広告ポリシーが嫌われているなどクリエイターとの関係は低いと指摘されています。

■総合評価

全項目を踏まえた総合評価、1位はApple Podcasts。過去3年トップを維持しています。2位はSpotify。昨年と順位は変わらずですが、スコアは若干低下しています。3位はYouTubeで昨年よりスコアを大きく落としています。

今回のレポートはApple、Spotify、Amazon、YouTubeなどプラットフォーマーの担当者に送られるとのこと。改善につながるといいですね。
ではまた。