rinnaがテキストを入力するだけで音声合成とフェイスモーション生成を行うAIサービス「Koemotion」のバージョンを2.0へアップデートしたことを発表しました。今日はこのニュースを紹介します。
rinna / rinna、AI音声合成サービスKoemotionをアップデート
rinna / Koemotion
Koemotionの音声合成は、2次元空間(話者マップ)から任意の座標を選択することで話者の声色を多種多様に変更し、音声を合成することができます。また7種類の感情(通常・喜び・悲しみ・怒り・恐れ・驚き・囁き)を乗せて音声合成ができるため、組み合わせは膨大になります。また合成音声と同期したフェイスモーションも生成できる点が特徴のサービスです。
■Koemotion 2.0の変更点
・話者の声色をコントロールする話者マップを更新し、声色の多様性と一貫性を向上。
・合成音声のストリーミング再生のオプションを追加。平均80文字のテキストの音声を再生するまでにかかる時間は0.2秒以内と高速化。
・Koemotion Standardプランは月額基本料金を7,700円から3,300円に値下げ、1リクエストあたりの課金料金1円に変更。
・Koemotion Lightプランは月額基本料金550円、1リクエストあたりの課金料金1円に変更。
・Koemotion Businessプランのオプションとして、1分の音声データからでも作成可能オリジナルボイス作成サービスも45,000円から提供開始。
実際にサンプルページで色々触ってみましたが、音声の感情表現のバリエーションは凄まじいレベルでした。気になる方は触ってみては?
ではまた。