Particleは2026年8月26日(米国太平洋夏時間)、ポッドキャスト検索エンジン「Radar」を公式ブログで発表しました。13万を超える番組の文字起こしを横断検索でき、トレンドの把握、人物や企業の言及を知らせるアラート、広告主情報の追跡にも対応します。APIやMCP経由での利用も可能で、無料で試すことができます。

ポッドキャストの「中身」を検索できる「Radar」が登場
Particleは公式ブログで、ポッドキャスト検索エンジン「Radar」を発表しました。ブログでは、ポッドキャストにはどこよりも思慮深く、率直で、タイムリーな会話が含まれている一方で、その知識の多くは見つけにくい状態にあると指摘しています。
従来の検索エンジンは、エピソードのタイトルや説明文をインデックスすることはできても、音声の中で実際に何が話されたかを理解することはほとんどありません。そのため、重要なアイデアや企業、人物、新たに浮上している話題が多数のポッドキャストで語られていても、従来の検索では見つからないことがあるとしています。Radarは、こうした課題を解決するためのサービスです。
Radarは「Particle Podcast Intelligence API」を基盤としており、話された会話を検索可能で、発見しやすく、役立つものにするポッドキャスト検索エンジンと位置づけられています。主な機能は次のとおりです。
- 13万以上のポッドキャストの文字起こしを横断検索
- 関心のあるトピックや人物のフォロー
- 新たなトレンドの把握
- 追跡対象が言及された際や、特定のゲストが出演した際のアラート受信
Radarで利用できるすべてのエピソードは、完全に文字起こしされ、話者ラベルが付与され、豊富なメタデータを備えています。
実際に話された内容を、ほぼリアルタイムで検索
Radarでは、次の3つの方法で検索し、該当する話題が語られた正確な場面を見つけることができます。
- エンティティ検索(企業、人物、トピック、ブランド、製品など)
- 完全一致のキーワードやフレーズによる検索
- 意味に基づくセマンティック検索
毎日2万エピソードが追加され、放送後数分以内に検索可能になります。また、毎日数百のポッドキャストが新たに追加されています。ブログでは、人物名によるエンティティ検索の画面例として、Jeff Dean氏を検索した画面が紹介されています。
文字起こしはセグメントに分割され、話者ラベルが付いているため、重要な場面を正確に確認できます。
会話全体のトレンドを把握
ブログでは、1回の言及は興味深いものであっても、多くのポッドキャストで言及が急増することはシグナルになり得ると説明しています。Radarは、ある話題の会話がどのように広がっているかを、より広い視点で把握できる機能を提供します。
ポッドキャスト版の言及アラート「Radar Alerts」
「Radar Alerts」は、エンティティの言及やゲスト出演を自動で監視できる機能です。ブログでは、ポッドキャスト版のGoogleアラートのような機能と紹介しています。フォローしたい人物、企業、テーマを選ぶと、新たにインデックスされたエピソードでそれが登場した際に通知されます。
- 通知方法:Slack、メール、Webhook
- 通知タイミング:発生時すぐ、または日次・週次のダイジェスト
- 通知内容:言及された箇所、そのエピソード、文字起こしの前後の文脈
文脈も一緒に表示されるため、その言及がなぜ重要なのかをすばやく理解できるとしています。
番組とエピソードのメタデータを確認
Radarでは、ポッドキャストとエピソードを一覧でき、ホストやゲスト、トピック、リスナーの評価やレビューなどのメタデータを確認できます。
ビジネスプランの利用者は、さらに次の情報にもアクセスできます。
- ブランド適合性(ブランドセーフティ)
- 政治的偏向の分析
- チャートランキング
- オーディエンス規模の推定
- スポンサーシップデータ
広告主・スポンサー情報を追跡する「Ad Intelligence」
Radarの「Ad Intelligence」を使うと、ポッドキャスト全体にわたって広告主や企業を追跡できます。ビジネスプランの利用者は、スポンサーを検索し、文字起こしを含む各広告枠の詳細情報を確認できます。
APIとMCPでAIエージェントからも利用可能
ブログでは、検索エンジンが見られない情報はエージェントにも見えないと述べています。Radarのすべての情報はエージェント対応となっており、ParticleのPodcast Intelligenceプラットフォームを通じて、APIとMCPで利用できます。「Particle Data Platform」でAPIキーを登録するか、AIエージェントをParticleのMCPサーバーに接続することで利用を始められます。
Radarの利用方法
Radarは「radar.particle.pro」から無料で試すことができます。Particleは自らを、新しいメディアのためのインテリジェントでエージェント対応のデータレイヤーと説明しています。ブログでは、ポッドキャストの中には何百万時間もの価値ある会話が存在しており、Radarがそれらの会話を手の届くものにすると述べています。
まとめ
Particleが発表した「Radar」は、13万以上のポッドキャストの文字起こしを対象に、エンティティ、キーワード、意味による検索ができるポッドキャスト検索エンジンです。1日2万エピソードが放送後数分以内に追加され、トレンドの把握、Slack・メール・Webhookでのアラート、番組メタデータの確認、広告主やスポンサーの追跡に対応します。APIとMCP経由でAIエージェントからも利用でき、無料で試すことができます。
参照元:https://particle.pro/blog/introducing-radar-the-podcast-search-engine


