2022年「日本の広告費」から読み解く「音声広告」の好調ぶり

先日、電通さんが毎年恒例の業界人必見レポート「2022年 日本の広告費」を発表しました。まず広告費全体としては、対前年比104.4%の7兆1,021億円と伸びました。コロナやウクライナ情勢、物価高騰などの影響もある中で広告が戻ってきていることは広告業界にとっては朗報ですね。

電通 / 2022年 日本の広告費

ウェブ電通報 / 「2022年 日本の広告費」解説――過去最高を15年ぶりに更新する7兆円超え。インターネット広告は3兆円を突破

僕たちが興味があるのは音声広告なので、そこを掘り下げてみましょう。

まず「ラジオ広告」。2022年は1,129億円と対前年比102.1%と増加しました。他の4マス媒体は前年を割り込んでいるのとは対象的な結果となりました。ラジオ広告主の業種別ではファッション・アクセサリー、外食・各種サービス、化粧品・トイレタリーといった業種が大きく伸長したとのこと。

続いて「ラジオデジタル」。2022年は22億円と対前年比157.1%とラジオ以上どころか、2022年にもっとも伸びた広告商材となっています。radikoや音楽ストリーミングサービスを筆頭に、現在成長中のポッドキャストなどの音声メディアが成長したことで伸長したとのこと。素晴らしいですね。

「乗るしかないこのビッグウェーブに!」ということで、僕たちAudiostartチームもこのデジタル音声広告領域で、音声メディア運営者のマネタイズを支援しつつ、音声広告主に満足いただける広告配信を進めていきたいと考えています。引き続きよろしくおねがいします。

ではまた。