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ポッドキャストスタジオのBlue Wireが株式投資型クラウドファンディングを使った資金調達を開始

米国のポッドキャストスタジオ「Blue Wire」がWeFunderにて株式投資型クラウドファンディングを使った資金調達を開始しました。今日はこのニュースを紹介します。

Blue Wire / Blue Wire Announces Launch of Equity Crowdfunding Round

Wefunder / Invest in Blue Wire: We help podcasters make more money.

Blue WireはKNBRサンフランシスコなどのスポーツトークラジオのベテラン、ケビン・ジョーンズ氏によって2018年に設立された米国の独立系スポーツのポッドキャスト制作会社です。

米国の視聴者は月間ユニークリスナー数300万人以上、年間ダウンロード数は1億3000万人以上。すでに100社を超える広告主とも提携しています。

実際世界トップ20のポッドキャストネットワークに位置づけています。

今回の100万ドルを資金調達する理由は、黒字化に向けて、チームとソフトウェアを拡張し効率的な収益拡大を図るためとのこと。また今回予定している資金調達の手段として、WeFunder上での株式投資型のクラウドファンディングが選ばれています。ちなみにこれまでの資金調達は、2020年2月に100万ドルのシードラウンド、2020年12月に400万ドルのシリーズAラウンド、2021年にウィン・リゾーツから350万ドルなど、累計1,200万ドルを調達しています。

事業計画として、今年2023年に840万ドルの売上を見込み、2024年までに黒字化する計画を発表しています。これを踏まえて、今回調達時のBlue Wireの時価総額は2,500万ドル、日本円でおよそ36.5億円と評価されています。

Blue Wireの創業者兼CEOのケビン・ジョーンズ氏は「今回の増資により、ファン、ジャーナリスト、スポーツ選手、クリエイターを含む投資家が当社の株主に加わり、事業を拡大し、収益性の高いコンテンツのポートフォリオを拡大し、独自ソフトウェアを開発するという当社の計画を支援することができます。」と語っています。

肝心の調達状況ですが、100万ドルの調達目標に対して現在約10万ドルとなっています。最低100ドルから出資できますので興味のある方はチェックしてみてください。

ではまた!

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