インターネットラジオプラットフォームのAudacyが再編計画を発表、負債を株式化し債務を80%低減

インターネットラジオプラットフォームのAudacyがマクロ経済的課題を理由に、再建型の企業倒産処理を規定した米連邦破産法の第11条の手続きを申請し、企業再編計画を発表しました。今日はこのニュースをお伝えします。

Announcement – STRENGTHENING AUDACY

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破産申請の理由として、過去4年間に広告市場に影響を及ぼし、ラジオ広告費の減少につながったマクロ経済的課題をあげており、負債を軽減するためにテキサス州に連邦破産法第11条の適用を正式に申請したと発表しました。

すでに多くの債務者と再建支援協定を提出しており、裁判所によって承認されれば、負債総額を約19億ドルから3億5000万ドルに削減できることになるとのこと。この再編は現従業員の賃金や福利厚生に影響を与えるものではなく、事業も継続され、現在の経営陣はそのままの業務を継続するそうです。債務の80%以上を株式化し、債務者は債務の放棄と引き換えに再編された会社の所有権を取得することになります。

AudacyのCEOデイビッド・フィールド氏は、「ここ数年、私たちは戦略的に Audacy を、マルチプラットフォームのオーディオ コンテンツおよびエンターテインメントを扱う大手企業へと変革してきました。これらの市場要因は当社の財務状況に深刻な影響を及ぼしており、バランスシートの再構築が必要となっています。当社の規模の大きなリーダー的地位、独自に差別化されたプレミアムオーディオコンテンツ、そして強固な資本構造により、Audacyはダイナミックなオーディオビジネスにおいて革新と成長を続ける上で有利な立場に立つことができると信じています。」とコメントしています。

ではまた。