ポッドキャスト版「Audiostart News」も配信中!各ポッドキャストプラットフォーム「オーディオスタートニュース」で検索!

Native Instrumentsがポッドキャスター向けの新しいAI活用ボーカルマスタリングツール「VEA」リリース

Native Instrumentsがポッドキャスター向けに新しいAI活用のボーカルマスタリングツールをリリースしました。今日はこのニュースを紹介します。

Native Instruments / VEA (Voice Enhancement Assistant)

Native Instrumentsは人気のあるノイズリダクションプラグイン「iZotope RX 10」を開発したソフトウェア会社です。今回発表されたツール「iZotope Voice Enhancement Assistant (以下VEA)」は、Apple Logic Pro、Adobe Audition、Premiere Pro、Reaperなどのデジタルオーディオワークステーション用(DAW)のプラグインとなっています。

VEAの機能は主に3つに分かれており、1つ目はバックグラウンドノイズをAIを使って低減する「クリーン」コントロール、2つ目はゲインを増加させ、コンプレッションとリミッター効果を追加する 「ブースト」コントロール、3つ目は手動でイコライザー設定不要で、ユーザーが提供したリファレンスクリップに基づいてオーディオを調整し目的のサウンドを実現する「シェイプ」コントロールとなっています。

このツールはオーディオ編集の経験が浅い人に適していますが、プロが使う場合でもエフェクトチェーンを統合することでオーディオ編集ワークフローを高速化することもできるといいます。

価格は29ドル(4,200円)です。

Native Instruments社製品担当副社長のトッド・ベーカー氏は「多くの人は、録音したものを聞き返すとき、自分の声の響きが好きではありません。VEAはあなたのボーカルをすぐに磨き上げるので、司会者やナレーターとしてより自信を持てるようになります。VEAは、これまでオーディオツールを使用したことがない人でも使いやすいため、自分の声ではなく、言いたいことに集中してより多くの時間を費やすことができます。」とコメントしています。

ではまた。

タイトルとURLをコピーしました