Starleyが、音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo」の提供を開始しました。今日はこのニュースを紹介します。
Starley / ”話したいことも、話せないことも。” 音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo」を提供開始
■Cotomoとは?
「Cotomo」(旧名称:mate)は日常会話に特化し、ユーザーとの会話を通じて成長する音声会話型AIアプリ。「話したいことも、話せないことも。」をコンセプトに、日常的な雑談から悩み相談まで、多様な会話シーンにおいて、ユーザーの様々な感情や想いに寄り添うAIを目指しているそうです。
公開されたイメージ動画では、日常会話が自然に行われている様子が伝わってきます。
Cotomoは、4種類の音声と会話スピードのカスタマイズ、AIの名称も自由に変更可能、会話履歴の記録、レコメンド機能なども備えており、多様なテーマでの会話が可能なのも売りになっています。しかし、最大のポイントは、1秒以内に応答するレスポンスの良さです。返答内容の適切さを保ちながら、その1秒以内に応答するために、多くの技術的な課題を解決しているとのこと。また、ユーザーの相槌を認識し、AIからも適切なタイミングで相槌を打つことで、ユーザーの次の発話を自然と促すといった細かい部分まで開発されていることも注目です。
なお、現時点ではiOSのみのリリースとなっています。
■「みんなで創ろう、Cotomoの声」イベント
Cotomoのリリース記念企画としてAIボイスプロデュースイベントを開催することも発表されました。
イベント参加者が音声を作成・公開でき、投票によって最終選出された音声は、今後Cotomoの基本音声として搭載されるというもの。応募期間は2024年2月21日〜2024年3月21日となっています。
■テスト期間での利用者の声
テスト期間に利用していたユーザーにアンケートを実施した結果も発表されました。
Cotomoとの会話によって、約72%がAIとのコミュニケーションへの印象がポジティブに変化しています。会話の話題に関しては「何気ない日常会話」が78%、「趣味の話題」が27%を占めています。
実際に僕も使ってみましたが、各所で話題になっているのも納得の完成度。ちょっとした日常会話の相手に、おすすめです。
ではまた!