KS&R調査「ポッドキャストリスナーは、テレビやソーシャルメディアを見る頻度が減少」

今回は戦略コンサルティング・マーケティング調査会社のKS&Rが発表したポッドキャストに関するレポートの一部を抜粋して紹介します。

KS&R / Podcast Frenzy Media Report

この調査は米国13歳から76歳の5,000人を対象に2023年3月と4月に行われたオンライン調査の結果です。

■ポッドキャストを聴く頻度

世代別に聴く頻度をみると、ミレニアム世代の35%が毎日、65%が毎週1回以上ともっとも高い頻度となっています。

■ポッドキャストのジャンル

Z世代はコメディー、ポップカルチャー。ミレニアム世代はコメディー、トゥルークライム。X世代はニュース、コメディー。ベビーブーマー世代はニュース、政治。世代によって人気のジャンルが異なることがわかりました。イメージ通りですね。

■ポッドキャスト聴取による他のメディアへの影響

ポッドキャストを聴くようになってから、次のような変化が起きているそうです。これはかなり衝撃的な結果ではないでしょうか。
・ポッドキャストリスナーの28%が、テレビを見る頻度が減っている。
・ポッドキャストリスナーの24%が、ソーシャルメディアの閲覧頻度を減らしている。
・Z世代の33%は、ビデオゲームをする時間が減っている。

ながら聴きという特性を超えて、他のメディアを侵食しているポッドキャストの広がり、驚きですね。
ではまた!