ポッドキャスト制作の米Kast Mediaが破産申請

米ロサンゼルスでポッドキャスト制作を行っていたKast Mediaが破産申請をしたとのこと。今日はこのニュースを紹介します。

Kast Media
Bloomberg / Kast Media and PodcastOne Face Growing Fight with Angered Creators

Kast Mediaは、2016年にコリン・トムソンによって設立されたスタジオで、エンターテインメント領域を得意とし受賞歴のある番組を複数制作し、世界上位20位に入る再生数となっています。設立以来業績は順調に推移し、2021年の収益は1,600万ドルにまで成長したものの、2022年7月ごろから広告収入が急落し、人員削減などを行っていたとのこと。

今回、Kast Mediaは数十人の債権者から640万ドル近い負債を抱えているとして連邦破産法第11条に基づく破産保護をカリフォルニア州裁判所に申請しました。負債にはポッドキャスター向けの未払金も含まれており、2023年より複数のポッドキャスターから支払いがないことを非難されており訴えられてもいました。

この問題を解決するため2023年に入ってLiveOneがKast Mediaを買収する契約を結んでいましたが、完全に買収するのではなく、運営番組のいくつかがLiveOneのPodcastOneに移行するにとどまっていました。

Kast Mediaの今後は現時点で不透明です。今後の再建計画も裁判所に提出しておらず、Webサイトも「工事中」と表示されるだけで詳細が明らかになっていません。また動きがあればお伝えします。

ではまた。