Signal Hill Insightsが「2024年ブランデッドポッドキャスト・ベンチマークレポート」を発表しました。今日はこのレポートを紹介します。
Signal Hill Insights / Branded Podcast Benchmarks
このレポートは企業のオウンドメディアとしての「ブランデッドポッドキャスト」の効果に関して調査を行い、ブランデッドポッドキャスト戦略の計画、実行、評価に活用できるパフォーマンスベンチマークと実践的なヒントをまとめたものになっています。
■ブランデッドポッドキャストはブランドへの親近感を高める
ブランデッドポッドキャストの86%は、ブランドへの親近感を高めることがわかりました。アッパーファネルとミッドファネルのブランドリフトを促進し、そのブランデッドポッドキャストを聞いたリスナーは、他のリスナーに比べてそのブランドを「とても良い」または「素晴らしい」と評価する確率が平均+8ポイント高くなったそうです。
■効果的なブランデッドポッドキャストは「ハロー効果」をもたらす。
リスナーの61%がポッドキャストによって、そのブランドに対する好感度が高まったと回答しています。
■効果的なブランデッドポッドキャストとは、リスナーが楽しめる番組。
ブランデッドポッドキャストの魅力と、リスナーがそのブランドに好感を持ったと答える可能性の間には、強い相関関係があることが明らかになりました。
■ブランデッドポッドキャストのリスナーを飽きさせない方法は、リスナーを楽しませること。
ブランデッドポッドキャストを継続的に聴いてもらうために重要なの点は、39%が「面白いと感じること」、32%が「関心を引きつけたこと」でした。また、65%が「次のエピソードも聴く」、64%が「その番組を推薦する」と回答しています。
■ブランデッドポッドキャストはブランドの想起と購入検討も促す。
たった1つのエピソードを聴いただけでもリスナーの51%が「ブランドを想起する」と回答しています。ブランドの選択肢を与えた場合、73%がそのブランドを正しく想起できたそうです。購入検討は、1回の聴取で平均4ポイント上昇したそうです。
国内でもブランデッドポッドキャストの制作ニーズが高まっているのも納得ですね。
ではまた。