Rogers Sports & Media傘下、北米大手ブランデッドポッドキャスト制作会社のPacific Contentが閉鎖されることになりました。今日はこのニュースを紹介します。
Broadcast Dialogue / Rogers Sports & Media to shutter Pacific Content
Pacific Contentは2014年に設立され、2019年にRogers Sports & Mediaに買収され、その後も主に米国の顧客向けにブランデッドポッドキャスト制作を行っていました。
閉鎖理由は、米国でブランデッドポッドキャスト制作分野の競争が激化していることから、Rogers Sports & Mediaは、カナダのオーディオ事業に注力するためとしています。
結果、Pacific Contentは2024年6月末までに縮小され、同社のすべてのコンテンツ制作者と管理スタッフが影響を受けるとのこと。
Rogers Sports & Media広報担当者コメント
「Pacific Contentは、米国を拠点とするクライアントとのB2Bポッドキャスティングのリーダーシップで高い評価を得ており、私たちはチームの成果を誇りに思っています。この数年間、この市場は経済的に困難な状況にあり、私たちは中核となるオーディオ事業、つまりカナダの視聴者と広告主にとって意味のあるコンテンツの作成に注力することを決定しました。ポッドキャスティングは、社内ポッドキャストであるFrequency Podcast NetworkとSportsnetの成長に継続的に投資しており、当社のオーディオ事業の重要な部分であり続けています。Pacific Contentの創立者たちは素晴らしいチームとブランドを築き上げました。長年Pacific Contentで働いてきたすべての人は、自分たちの努力を非常に誇りに思うべきです。」
Pacific Content 共同創業者のスティーブ・プラット氏コメント
「ポッドキャスティングの才能に恵まれた素晴らしいチームと素晴らしい顧客リストがあり、彼らがすぐに新しい居場所を見つけることを願っています。当社で働いていたすべての人々に、私はとても感謝しています。これまで私が参加した中で最高のチームであり、最高の文化の会社でした。」
ではまた。