今日は、Fast Companyに掲載された、ポッドキャスト制作会社「Multitude Productions」のクリエイティブ責任者であるエリック・シルバーによる「ポッドキャスターはプロフェッショナルになるべき」と題したコラムを紹介したいと思います。
Fast Company / Podcasting needs to get professional
■ポッドキャストはDIY精神から始まった
最初のポッドキャスターは、リスナーが欲しいからでもなく、お金が稼げると思ったからでもなく、ポッドキャスト配信が好きで始めたといいます。そして、それが今現在でも同じ感覚で続いているといいます。
■ポッドキャスト業界は影響力を持つようになった
ポッドキャスト業界はいまでは経済的にも商業的にも大きな市場となり、この影響力と注目を活かせば、趣味だった番組を本格的なビジネスに変えることができる時期になっています。
■収益化やマーケティングの仕組みが欠如している
多くのポッドキャスト番組には、他のエンターテインメント業界のメディアで見られる収益化やマーケティングに関する仕組みがかけており、この仕組みが整わないとポッドキャスターをフルタイムの仕事にするのは難しい。だからこそポッドキャスターは早急にプロフェッショナルになる必要があると指摘しています。
■プロフェッショナルなポッドキャスター
プロフェッショナルとしてポッドキャストをビジネスのように扱うことで、リスナーと収益の獲得が劇的に進むとのこと。ポッドキャストがビジネスになりこれだけで生計を立てることができるようになること、そして憧れられるキャリアになること。これがポッドキャスト業界全体の長期的な成功には必要だと論じています。
僕個人としては、趣味の要素を忘れずに、収益化やマーケティング活動を意識するというセミプロ的な感じがいいのではないかと思います。仕事として義務感だけでやるのもおもしろくないですし、収益なしの趣味でも続けるにはモチベーションの維持が大変です。楽しくやって、稼げたら最高かなと。
ではまた。