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Eleven Labs、日本でAI音声によるアクセシビリティ強化へ〜難病や視覚障がいのある方へ「声」で寄り添う支援

音声AIのイレブンラボジャパン合同会社は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者や視覚障がい、読字に困難を抱える方々に向けて、AI音声を活用した支援を日本国内でも本格的に開始すると発表しました。

Eleven Labs Japan / 難病と闘う患者さん、活字を読むことが困難な⽅へのAI音声サポートが続々開始

海外ではすでに、発声が困難になる前に「自分の声」をAIに学習させ、発話できなくなった後も本人の声で意思を伝える「声の保存」が広がっています。イレブンラボのAIは自然なイントネーションと感情表現に優れ、家族との会話や日常のやりとりを“その人らしい声”で再現できます。

こうした技術は、日本国内でもニーズが高まりつつあります。ALS患者や喉頭摘出後の方など、発話の手段を失うリスクがある人々にとって、自分の声を残すことは「生き方を選ぶ手段」のひとつとなりつつあります。

また、同社のAI音声は視覚障がいや高齢による読字困難など、情報アクセスに課題を持つ層にも有効です。海外の大手メディアでは記事やニュースをAI音声で読み上げる取り組みが進んでおり、イレブンラボの技術が「情報格差の解消」に大きく寄与しています。

イレブンラボは今後も、本人の声を取り戻す支援や、耳からの情報取得を助ける環境づくりを通じて、誰もが情報にアクセスできる社会の実現を目指していくとしています。

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