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第1回トラックドライバー実態調査「運転中の過ごし方」

今回はトラックドライバー実態調査「運転中の過ごし方」のニュースについて紹介します。

Azoop / 第1回トラックドライバー実態調査「運転中の過ごし方」

株式会社Azoopは、全国のトラックドライバーを対象に「運転中の過ごし方」に関するアンケート調査を実施しました。その結果、運転中に音声コンテンツを利用している人が全体の約8割に達し、なかでも「ラジオを聴いている」が最多の約4割となりました。また、ポッドキャストなどの音声配信も約2割と、新しい音声メディアの浸透も明らかになりました。

Topic①:運転中の過ごし方は音声コンテンツの利用が8割超、「ラジオ」がトップの約4割

今回の調査で、運転中に何らかの音声コンテンツを利用していると回答した人は全体の81.9%に達しました。Spotify、Apple Musicなどの音楽配信サービスが普及する現代でも、運転中は「ラジオを聴いている」が39.8%で最多となり、従来のラジオメディアが長時間運転を行うトラックドライバーから依然として強い支持を集めていることが明らかになりました。運転中の「ながら聴き」として、音声コンテンツが圧倒的な支持を集めているようです。

Topic②:急成長のポッドキャスト配信は約2割 のトラックドライバーが利用

ポッドキャストやYouTubeなどの音声配信を利用している人が21.6%に達したことも注目の結果です。人気ジャンルは「趣味・ライフスタイル」「エンタメ・トーク」が多く、理由として「運転中の気分転換になるから」「運転中の眠気覚ましになるから」といった声が挙がりました。従来のラジオに加え、オンデマンドで聴ける音声配信サービスがトラックドライバーの新たな選択肢として定着しつつあることがうかがえます。

Topic③:ラジオ番組の人気ジャンルは「トークバラエティ」

ラジオ番組のジャンルでは、「トークバラエティ番組」が6割弱(57.1%)で最多。次いで「音楽番組」、「ニュース番組」となりました。

Topic④:好きなラジオ局は「FM系列」が最多

好きなラジオ局では、JFN系列(TOKYO FM系など)がトップ。次いで独立FM局(FMヨコハマ、BAYFM、NACK5など)、その他FMローカル局と続きます。FM局の人気が高く、地域密着型の番組にも根強い支持が見られました。

【調査結果総括】
今回のアンケートを通じて、音声コンテンツが”ながらメディア”としてトラックドライバーに圧倒的に支持されている実態が浮き彫りとなりました。音楽サブスクリプションサービスやポッドキャストが台頭する中でも、ラジオが最多の支持を集めたことは、リアルタイム性と習慣性を重視する長時間運転の職業ドライバーの特性を表していると言えるでしょう。
従来のラジオに加え、ポッドキャストなどの新しい音声配信サービスも台頭しており、気分転換や情報収集、そして日々の習慣として、運転中の音声コンテンツの多様性と重要性は、今後ますます高まりそうです。

【調査概要】
・調査主体:株式会社Azoop
・調査方法:インターネット調査(Googleフォームによる)
・調査対象:全国のトラックドライバー
・有効回答数:88件
・調査期間:2025年7月11日(金)~25日(金)

今回の紹介は以上です。
それでは、また。

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