株式会社オトナルと株式会社朝日新聞社が2026年2月25日、共同で実施した「PODCAST REPORT IN JAPAN 第6回ポッドキャスト国内利用実態調査」の結果を公表した。

オトナル / オトナル、朝日新聞社と共同で「ポッドキャスト国内利用実態調査」の結果を公開。15〜19歳の利用率は4割を超える

調査によると、国内のポッドキャスト月間利用率は18.2%となり、前年から1ポイント上昇。特に15〜19歳では40.5%に達し、若年層を中心に利用が広がっている実態が明らかになった。
同調査は2020年から毎年実施している。開始当初のポッドキャスト利用率は14.2%だったが、2025年調査では18.2%まで上昇。国内でもポッドキャストが着実に浸透していることを示した。
今回の調査は、2025年12月5日から6日にかけて、15〜69歳の男女1万人を対象にインターネットで実施。このうち、月1回以上利用するアクティブユーザーは18.2%だった。
15〜29歳に限ると、ポッドキャスト利用率は32.3%で、前年から3ポイント増加。複数メディアとの比較では、TVerやTikTok、Amazon Prime Video、Netflixを上回る結果となった。若年層においては、動画配信サービスと並ぶ、あるいはそれ以上の存在感を示している。
とりわけ15〜19歳では利用率40.5%(前年比6.5ポイント増)と大きく伸長。20代も28.8%(同1.5ポイント増)と増加しており、若年世代での定着が進んでいる。
聴取頻度を見ると、週3回以上聴くユーザーは全体の約4割。15〜19歳では52.3%と、約2人に1人が高頻度で利用している。定期的に2〜5番組を聴くユーザーも前年より5.6ポイント増え、ヘビーユーザーの存在が際立つ。
利用プラットフォームでは、YouTubeが37.3%で最多。次いでSpotify、radikoが続いた。YouTubeは20〜30代の利用が多く、Spotifyは15〜19歳での利用割合が高いという。
利用スタイルでは、80.8%が家事や通勤、運動などをしながらの「ながら聴き」と回答。就寝前や休憩中のリラックスタイムでの利用も増加している。
さらに、音声に映像を加えた「ビデオポッドキャスト」については、ユーザーの76.2%が月1回以上視聴。YouTubeなど日常的に利用するプラットフォームで視聴できる点が後押ししているとみられる。
番組内で紹介された商品やサービスについて、66.4%が検索経験あり、54.8%が購入や訪問を経験したと回答。ポッドキャストが消費行動に一定の影響を与えていることがうかがえる。
また、ユーザー層の特徴として、経営者や管理職など企業の決裁権者の割合が非ユーザーより5.2ポイント高く、学生も11.3ポイント多いことが分かった。若年層とビジネス層の双方にリーチするメディアとしての可能性も示された。

