翻訳歴38年の実績を持つAIBSが、6つの生成AIモデルを搭載したオールインワンAI言語サービス「KORREPET」をリリース。翻訳だけでなく校正・要約・リサーチまで一元化した注目のサービスを徹底解説します。

「KORREPET(コレペット)」とは?翻訳会社が本気で作ったAI言語サービス
2026年4月15日、株式会社アビリティ・インタービジネス・ソリューションズ(AIBS)が新たなAI言語サービス「KORREPET(コレペット)」をリリースしました。AIBSは広島に本社を置き、38年にわたって翻訳サービスを提供してきた翻訳会社です。
KORREPETのコンセプトは「あなたの仕事の伴奏者」。単なるAI翻訳ツールではなく、翻訳業務の前後に発生するさまざまな言語関連タスクをひとつのプラットフォームに集約した「オールインワンAI言語サービス」として設計されています。
近年、ChatGPTやDeepLなど複数のAIツールを業務で使い分けるビジネスパーソンが増えていますが、ツールの切り替えに伴う煩雑さやセキュリティ管理の課題が浮き彫りになっています。KORREPETはまさにその課題を解決するために生まれたサービスといえるでしょう。
KORREPETの主な機能一覧
KORREPETには、翻訳業務を中心とした幅広い言語関連機能が搭載されています。基本機能と追加機能に分けて整理します。
基本機能
- 翻訳(テキスト・ファイル):テキスト入力はもちろん、ファイルをアップロードしての翻訳にも対応
- 訳文チェック(テキスト・ファイル):既存の翻訳文の品質を確認・改善
- 文章校正(和文・英文):日本語と英語の文章を校正し、より自然で正確な表現に
- メール文作成:ビジネスメールの文面を素早く生成
- 文章要約:長文を効率的に要約
- 何でもリサーチ:情報検索やリサーチをAIがサポート
- 用語集カスタム:業界特有の用語や社内用語を登録して翻訳精度を向上
- プロンプトカスタム:自分の業務に最適なプロンプトを保存・再利用
追加機能
- OCR(文字認識):画像やスキャンデータからテキストを抽出
- 音声文字起こし:音声データをテキスト化
- 対訳データ作成:翻訳メモリ構築に役立つ対訳データを生成
- RAGを利用した翻訳:既存の翻訳資産を活用した高精度な翻訳出力
- 多言語AI音声合成:テキストから多言語の音声を生成
注目すべきは、翻訳そのものだけでなく「翻訳の前後に発生する業務」まで幅広くカバーしている点です。翻訳コーディネーターがクライアントにメールを書く作業、翻訳チェッカーが訳文を確認する作業、リサーチャーが背景情報を調べる作業など、翻訳プロジェクト全体を効率化する思想が感じられます。
翻訳会社ならではの3つの設計ポイント
KORREPETが他のAI翻訳ツールと一線を画すのは、38年の翻訳実務経験に裏打ちされた設計思想です。開発にあたっては、翻訳者・翻訳チェッカー・翻訳コーディネーターといった現場のプロフェッショナルの声を直接反映しています。
ポイント1:6つの先端AIモデルを搭載
KORREPETには、以下の6つの高性能AIモデルが搭載されています。
- ChatGPT 5.4
- Gemini 3.1 Pro(大量処理用にGemini 3.0 Flashも搭載)
- Claude Sonnet 4.6
- Sonar-pro
- DeepL Pro
- Google Translate
複数のAIモデルを搭載していることの最大のメリットは、用途や文書タイプに応じて最適なモデルを選択できる点です。例えば、技術文書の翻訳にはDeepL Proが強みを発揮する場面がありますし、クリエイティブな文章にはChatGPTやClaudeが適している場合もあります。これまで複数のAIサービスの画面を行き来していたユーザーにとって、ひとつの画面で比較・選択できるのは大きな効率化になるでしょう。
ポイント2:文書タイプに応じたプロンプトを事前設定
生成AIを翻訳に活用する際、プロンプトの書き方によって出力品質が大きく左右されます。KORREPETでは、各タスクに最適化されたプロンプトがあらかじめ設定されており、ユーザーは言語と文書タイプを選択するだけで適切な訳文を得られます。
これは非常に実用的な設計です。生成AIに慣れていないユーザーでもすぐに高品質な出力を得られますし、上級者はプロンプトを自由に編集・保存してさらに精度を高めることもできます。翻訳会社が長年蓄積してきた「どのような指示を出せば質の高い翻訳が得られるか」というノウハウが、プロンプト設計に活かされているといえます。
ポイント3:壁打ち機能で回答品質を向上
AIの翻訳出力をそのまま使うのではなく、チャット形式で修正要望や質問を伝えて訳文を磨き上げる「壁打ち」機能が用意されています。原文への質問、翻訳文に対する修正依頼、さらには図面などの画像を追加したうえでの質問も可能です。
これは翻訳実務の現場感覚を的確に反映した機能です。実際の翻訳作業では、図面や仕様書を参照しながら訳語を検討する場面が頻繁にあります。画像を添付して「この図面のこの部分を踏まえて訳してほしい」といった指示ができるのは、他のAI翻訳ツールにはあまり見られない特徴です。
セキュリティへの配慮
企業がAIツールを導入する際、最も懸念されるのがセキュリティの問題です。KORREPETでは以下のセキュリティ対策が講じられています。
- 入力データはAIモデルの学習に使用されない
- データはMicrosoft Azure(日本リージョン)内に保存
- 用語集とカスタムプロンプト以外のデータは24時間で自動消去
機密性の高い技術文書や特許関連文書を扱う企業にとって、入力データがAIの学習に利用されないことは導入の大前提です。また、データの保存先が日本国内のサーバーである点も、コンプライアンスを重視する企業にとって安心材料となるでしょう。
料金プランと無料トライアル
KORREPETは用途に応じた4つの料金プランを用意しています。現在はローンチ記念キャンペーンとして、全プラン6か月間20%OFFで提供中です。
- KORREPET One:月額1,650円(税込)→ キャンペーン価格 月額1,320円(税込)
- KORREPET Pro:月額4,290円(税込)→ キャンペーン価格 月額3,432円(税込)
- KORREPET Plus:月額6,490円(税込)※開発中
- KORREPET Enterprise:要問い合わせ(機能・処理量をカスタマイズ)
すべてのプランで6つの先端AIモデルが使用可能で、プランによって利用できる機能や処理量が異なります。法人向けには、システム管理者によるユーザー追加やチーム管理の機能も全プランに含まれています。
特に注目すべきは、どのプランにも2週間の無料トライアルが用意されている点です。実際に業務で試してから導入を判断できるため、リスクなく検討を進められます。最も手頃なOneプランがキャンペーン価格で月額1,320円という価格設定は、個人の翻訳者やフリーランスにとっても手が届きやすい水準です。
KORREPETの将来性と独自の考察
KORREPETの最大の強みは、「翻訳会社が開発している」という点に尽きます。AI翻訳ツールの多くはテクノロジー企業が開発していますが、KORREPETは翻訳の現場を熟知したプロフェッショナルが設計に関わっています。
現在開発中の機能として、RAGを活用した既存翻訳データに基づく訳出機能や、文書タイプに応じた詳細なスタイルガイドの追加が予告されています。RAG機能が実装されれば、企業が過去に蓄積した翻訳資産をAIに参照させることで、社内用語や文体の一貫性を保った翻訳が可能になるでしょう。これは特に大量の翻訳ドキュメントを抱える製造業やIT企業にとって大きな価値をもたらすはずです。
また、複数のAIサービスを個別に契約・管理する必要がなくなるという点は、企業のIT管理部門にとっても見逃せないメリットです。セキュリティポリシーの統一、コストの一元管理、社員教育の効率化といった観点から、組織としてのAI活用を推進しやすくなります。
まとめ:翻訳業務に関わるすべての人に検討の価値あり
KORREPETは、翻訳者やチェッカーといった言語のプロフェッショナルだけでなく、海外とのやり取りが多いビジネスパーソン、社内翻訳を担当する部門、翻訳サービス事業者など、翻訳業務に関わるあらゆるユーザーにとって検討する価値のあるサービスです。
6つの先端AIモデルを一画面で使い分けられる利便性、翻訳会社のノウハウが詰まったプロンプト設計、そして翻訳の周辺業務まで一元化するオールインワンの設計思想。これらが月額1,320円から利用でき、2週間の無料トライアルも用意されています。
AI翻訳ツールの選択肢が増え続ける中で、「翻訳の現場を知る会社が作ったサービス」というポジションは明確な差別化要因です。翻訳業務の効率化を模索している方は、まずは無料トライアルで実力を試してみてはいかがでしょうか。
参照元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000181401.html


