Magna GlobalとAudacyが音声広告に関する最新レポートを発表しました。このレポートは、広告のコンテキストとその効果についての新たな手がかりを示すもので、今回はこのレポートから興味深いと思ったいくつかのデータを紹介したいと思います。
Magna Global / Aligning with Rituals – The contextual foundation for audio
■オーディオは一日の中心となる習慣となっている
ポッドキャストリスナーの74％がオーディオを聴きながら毎日のルーチンを行い、なんと40%はオーディオコンテンツを中心に一日の予定を立てているそうです。
■コンテンツと音声広告の適合性が重要
購買意欲のある人にとって、コンテンツの文脈が音声広告の効果を増幅させることが明らかになっています。コンテンツと広告があっていることで、広告が「新しいことを教えてくれた」と感じる率が高まる傾向が見えます。
■リスナーの気分が広告効果に影響を及ぼす
元気や興奮を感じているリスナーは、より多くの広告を受け入れることができると回答。つまり習慣との関係が重要ということになりますね。
■広告とコンテンツや習慣とのマッチングが強いほど、広告効果は高くなる
音声広告との関連性が高ければ高いほどブランドリフト、購入意向といった広告効果が高くなることがわかります。
レポートの最後に、「コンテキストにあった音声広告はよリスナーの行動を次の段階に進める可能性が高く」なり、「リスナーの毎日の習慣を理解していつ・どこで音声広告を出すかを最適化することで、高い関心を持つリスナーに対しての広告効果を高める」ことができると結論づけています。
イメージ通りの結果とはいえ、きちんと数値として出てくるとより納得感がありますね。
ではまた！
