音声SNS「Clubhouse」が組織を50%以上縮小すると発表

米国Alpha Exploration(アルファ・エクスプロレーション)の音声SNSアプリケーション「Clubhouse」が従業員向けに組織を50%以上縮小することを発表しました。今日はこのニュースをお伝えします。

Clubhouse / Founders’ email to Clubhouse employees

日本でも2020年12月頃から流行し、音声業界の新星として一気にテレビなどでも報じられ、話題になりましたよね。僕も当時毎晩のようにClubhouseに入り浸っていたことを思い出しました。そんなClubhouseが従業員あてのメールでレイオフを発表したというニュースはとても寂しい気分になります。

発表内容は、組織縮小のため半数以上の従業員を解雇する、これを深くお詫びする、そして絶対に必要であると感じない限りこの決定は変更されないというもの。

この決断の背景として、新型コロナウイルス後世界でClubhouseの利用が減ってきたためサービスを進化させる必要があり、それには時間がかかり、今の組織では難しいとのこと。このため、会社の体制を一旦リセットし、より小さなサービス開発を中心とするチームにする必要があると判断したといいます。

解雇されるスタッフについては一対一のミーティングを実施し、4ヶ月分の退職金や、株式配分、医療保険の継続、会社支給のノートPCの提供、転職サポート、入国ビザのサポートなど、最大限の対応をしていくことも発表されました。

今後の方向性として、「Clubhouse 2.0」がどのようなものになるかについて明確なビジョンを持っており、より小規模で無駄のないチームがあれば、詳細をより迅速に反復し、適切なサービスを構築できる、としています。

今後のClubhouseの展開を暖かく見守りたいと思います。

ではまた。