Nielsenがアフリカ系アメリカ人消費者に対して行ったオーディオに関する調査結果を発表しました。今日はこのレポートを紹介します。
Nielsen / Audio today 2023 A focus on Black consumers
このレポートは、米国の18歳以上のアフリカ系アメリカ人を対象にしたものです。
■音声に費やす1日の全時間の割合
18歳以上のアフリカ系アメリカ人は、1日の音声に費やす時間の11%をポッドキャストに費やしていることがわかりました。これに対し、ラジオは44%、ストリーミング音楽サービスは14%、YouTubeは12%でした。
ラジオが強いのはわかりますが、ポッドキャストもかなりのシェアになってきています。
■1週間にポッドキャストを聴く時間
1週間にポッドキャストを聴く時間を尋ねた結果。2023年と2023年を比べると、「10時間以上聴く」が4%から8%に増加、「8〜10時間聴く」が4%から7%に増加しています。同時に少ない時間しか聴かないリスナーはその分減少しています。ここ1年だけでもポッドキャスト聴取時間が確実に伸びていることがわかりますね。
■ポッドキャストをよく聴く場所
およそ50%が自宅で、30%が車内・電車で、15%が職場で聴くと回答しています。2022年から2023年での変化として、在宅勤務から出社にシフトした流れもあり、自宅が若干減少し、その分車内・電車が増えています。
個人的な感想としては、今回のレポートからはアフリカ系アメリカ人ならではのポッドキャスト利用状況という印象は受けませんでした。
ではまた!