今回はポッドキャスト広告支援ツールを提供する「Magellan AI」が発表した「ポッドキャスト広告ベンチマーク2023年Q4」レポートの中から一部抜粋して紹介したいと思います。
Magellan AI / Quarterly benchmark report
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この統計は、米国で130,000を超えるポッドキャストのエピソードを分析した結果とのこと。
■2023年Q4のポッドキャスト広告費
前期2023年Q3と比較して、2023年Q4は3ヶ月とも上回る結果となっています。全体でみると2023年Q4で29%増加しました。
■2023年Q4で最もポッドキャスト広告を使った広告主トップ10
2023年Q4でもっともポッドキャスト広告にお金を使った広告主、トップはオンラインメンタルヘルスのBetterHelpで2,560万ドル（およそ37億円）、2位はAmazonで2,320万ドル（およそ34億円）、3位はHelloFreshで1,320万ドル（およそ19億円）となりました。トップ10の広告主のうち7社は2023年Q3からのリピート企業でしたが、Apple、Shopify、AT&Tの3社が新たにリストに加わっています。
■過去12か月間のエピソードに対する広告時間の割合
2023年Q4に、エピソード全体における広告再生時間の割合は7.66%に増加したことが明らかになりました。対前年、対前期比でみてもエピソードに対して広告時間が伸びる傾向となっています。
■ジャンル別のエピソードに対する広告時間の割合
トゥルークライムがもっとも広告再生時間の長いジャンルとなっています。また2023年Q4ではすべてのジャンルで平均広告再生時間が増加したそうです。
■キャンペーン種別
キャンペーンの内容については、ブランド認知が前年比30%増、ダイレクトレスポンスが21%増。どちらも伸びていますが、ブランド認知のほうが伸びており、結果として過半数の55%を占めていたとのこと。ポッドキャスト広告の利用目的はブランド認知という流れが今回のレポートでも確認できました。
■ポッドキャスト広告の長さと挿入位置
広告の長さは30秒が40%でトップ、挿入位置はミッドロールが53%でトップとなっています。
ではまた！
