Warner Music Groupが人員削減の一環として、ポッドキャスト制作スタジオ「Interval Presents」を閉鎖へ

Warner Music Group(WMG)が全世界の従業員の10%、およそ600人を解雇する決定を行ったことに関連して、グループ内のポッドキャスト制作スタジオの「Interval Presents」が閉鎖されることになりました。今日はこのニュースを紹介します。

DEADLINE / Warner Music Group Laying Off 10 Percent Of Workforce, Seeking Buyers For Uproxx and HipHopDX

Interval PresentsはWarner Music Groupが2022年4月に立ち上げたポッドキャスト事業を行う子会社です。設立以来、Warner Music Groupのデジタル戦略および事業開発担当上級副社長であるアラン・コイ氏が担当し、音楽・ポップカルチャー・社会的影響が交差するさまざまな番組を制作してきました。

Warner Music Groupのロバート・キンクルCEOは今回のレイオフについて「これは、この偉大な会社の進化において極めて重要な瞬間です。2024年は当社の中核事業を倍増させ新世界における音楽の素晴らしいチャンスを掴むために加速度的に取り組む年です。今回のレイオフにより2025年末までに年間コストが最大2億ドル節約され、より多くの資金を音楽に投資し、今後10年間の成長を加速することができるようになります。
人員削減の大部分は、ニュース/エンターテインメントWebサイトのUproxxやHipHopDX、ソーシャルメディアパブリッシャーのIMGNなど、グループが所有および運営するメディア資産内で行われます。UproxxとHipHopDXについては買い手を探す一方、IMGNとポッドキャストプラットフォームのInterval Presentsは閉鎖となります。
」とコメントしています。

ソニーミュージックエンターテインメントと提携していたポッドキャスト制作スタジオのBroccoli Productionsの閉鎖の発表もありましたが、レコードレーベルのポッドキャスト制作からの撤退への動きが今後どこまで進むのか注目していきます。

ではまた。