Pew Research Centerが米国人気ポッドキャスト500番組を分析したレポートを発表しました。今日はこのニュースを紹介します。
Pew Research Center / An Audio Tour Through America’s Top-Ranked Podcasts
ポッドキャストは過去10年間で人気が急上昇し、約10人に1人の米国人の日常生活の一部となり、半数が学習・娯楽・ながら聴きのためなど、さまざまな理由で過去1年間にポッドキャストを聴いています。
そんな米国ではどんな番組が聴かれているかを分析したレポートです。
■トゥルークライム
トゥルークライム番組が上位ポッドキャストの最大シェアとなる24%を占め、男性や年配のリスナーよりも女性や若者の聴取率が高い傾向にあります。配信形式は殺人・スキャンダル・その他の犯罪行為のストーリーやトピックを徹底的に調査したレポートを使って配信(95%)しています。
■政治と政府
政治番組は10%を占め、保守とリベラルいずれも幅広く番組が存在しています。配信形式はインタビュー(33%)、詳細なレポート(28%)、解説(28%) でした。
■エンターテインメント、ポップカルチャー、アート
エンターテインメント番組、ポップカルチャー番組、アート番組はそれぞれ9%を占め、配信形式は、総集編番組(36%)、インタビュー(24%)でした。
■自己啓発と人間関係
自己啓発番組は8%を占め、配信形式はインタビュー(39%)が中心となっています。
■スポーツ
スポーツ番組は6%を占め、アスリートのインタビューやスポーツ ニュースから試合の分析や予想まであらゆる内容をカバーしています。配信形式は解説・意見(82%)が中心です。
■その他
歴史番組、コメディー番組、科学番組はそれぞれ5%未満となっています。
ではまた!