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広告代理店とマーケターの間でポッドキャスト広告の利用と支出意向が11年ぶりの高水準に急増

Advertiser Perceptions社が2025年6月に302のマーケターとメディアエージェンシーを対象に実施した最新の調査では、広告主/代理店によるポッドキャストの利用状況と関心が11年ぶりの高水準に達していることが明らかになりました。今回はこの調査結果の一部を抜粋してお知らせします。

Westwood One / Advertiser Perceptions: Podcast Advertising Usage And Spending Intention Explode To Eleven-Year High Among Agencies And Marketers

主なポイント:
・Advertiser Perceptionsによる11年間の追跡調査によると、広告代理店/広告主のポッドキャスト投資への関心と利用が急増していることが明らかになりました。
・マーケターとメディアエージェンシーの10人中9人が、投資の可能性としてポッドキャスト広告について話し合ったことがあると回答しています。
・ポッドキャスト広告への検討が11年ぶりの高水準に急上昇:ブランドと広告代理店の74%がポッドキャストへの広告出稿を検討する可能性が高いと回答しています。
・ポッドキャストへの支出意向は69%に急上昇し、11年ぶりの記録を更新しました。
・現在、広告代理店と広告主の78%がポッドキャストに広告を出稿しており、これは2015年にIABが初めてポッドキャスト広告を先行配信して以来、5倍の増加となっています。
・「アーニー・セムスキーの5%ソリューション」:ブランドは真剣に取り組み、デジタル予算の5%をポッドキャスティングに割り当てるべき時が来ました。
ポッドキャスト広告購入ファネルのあらゆる段階で、広告代理店/広告主の関心は高まっています。 2015年以降、支出意向は7倍に増加
2015年には、今後6ヶ月以内にポッドキャストに広告を掲載する意向を示したブランドとメディアエージェンシーはわずか10%でした。2025年6月現在、ブランドとエージェンシーの69%が6ヶ月以内にポッドキャストに必ず広告を掲載すると回答しており、これは7倍の増加です。

マーケターとメディアエージェンシーの10人中9人が、ポッドキャスト広告についてメディア投資の可能性について話し合ったことがあると回答しています。ブランドとエージェンシーの間では、ポッドキャスト広告に関する議論は2015年から2019年にかけて着実に増加しました。パンデミックの影響で、ブランドとマーケターの間でポッドキャスト投資に関する議論は2年間低迷しました。しかし、2022年には議論が再び活発化し、その後も活発化しています。

ポッドキャスト広告の検討が11年ぶりの高水準に急上昇:ブランドと広告代理店の74%がポッドキャストへの広告出稿を検討する可能性が高いと回答。広告主と広告代理店に対し、「今後6ヶ月間でポッドキャストへの広告出稿を検討する可能性はどの程度ですか?」という質問が投げかけられました。2024年から2025年にかけてのポッドキャスト広告費の検討額の増加率(65%から74%)は、パンデミック後の急増期(2022年から2023年)以来最大の増加となりました。

10社中7社のブランドとそのメディア代理店が、「今後6ヶ月以内に実際にポッドキャストに広告出稿する可能性は非常に高い」と回答しています。

ポッドキャストに広告を出稿する代理店と広告主の割合は、2015年から2019年にかけて着実に増加しました。2020年のパンデミックは、広告費の伸びが停滞する年となりました。2021年には、ポッドキャスト広告は成長を再開しました。2024年から2025年にかけて、ブランドと代理店によるポッドキャスト広告の急増(59%から78%)は、ポッドキャスト広告史上最大の増加率となります。

マーケターとメディアエージェンシーのポッドキャスト広告支出に関する感情と利用状況に関する11年間のトレンドを1ページにまとめました。

今回の紹介は以上です。
それでは、また。

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