今回はThe Podcast Host調査「ポッドキャスターの燃え尽き症候群に男女格差はあるか?」について紹介します。
The Podcast Host / Survey Data: Is There A Gender Gap in Podcasting Burnout?
ポッドキャストの燃え尽き症候群は、男性に比べて女性に大きな影響を与えていることが明らかになりました。
番組を辞めようと思ったきっかけは何だったか尋ねたところ、41%もの人が「辞めようと思ったことは一度もない」と答えました。しかし、もちろんすべてがバラ色というわけではありません。
22%の人が燃え尽き症候群のためにポッドキャストをやめようかと考えたことがあると答えています。データを性別ごとに分けると、燃え尽き症候群を報告した回答者の割合は、女性は28%、男性は17%でした。
ポッドキャストの障壁に関する男女格差が明らかになったのは、辞めた理由に関する質問だけではありません。
回答者にポッドキャスティングの目標を達成しているか尋ねたところ、男性クリエイターと女性クリエイターが目標を達成する方法には顕著な違いがありました。女性のうち、ほとんどまたはすべての目標を達成していると答えたのはわずか15%で、男性では24%でした。
一方、調査に参加した女性のうち13%は、目標を一つも達成できていないと回答しました。男性では、この選択肢を選んだのはわずか7%でした。
番組を制作する際に追加のサポートを外注するかどうかを回答者に尋ねたところ、男性の54%がすべてを自分で行うと回答したのに対し、女性は 49%でした。具体的にどのような分野をアウトソーシングしているかを調べたところ、女性回答者の28%が編集者、プロデューサー、またはオーディオエンジニアを雇用していると回答しました。男性回答者のうち、この分野でアウトソーシングを利用している回答者はわずか16%でした。
調査から非常に明らかになったことの1つは、2025年のクリエイターにとって収益化は決して容易なことではないということです。調査に参加したクリエイターの85%が、ポッドキャストで収益を上げていないと報告しています。
今回の紹介は以上です。
それでは、また。