2026年3月5日、「2025年 日本の広告費」が発表された。2025年(1~12月)の総広告費は前年比105.1%の8兆623億円となり、4年連続で過去最高を更新。企業業績の回復を背景に、動画広告やソーシャル広告などデジタル領域への投資が拡大し、市場全体を押し上げた。大型イベントの開催も成長要因の一つとなっている。
電通報 / 「2025年 日本の広告費解説」──8兆円を突破し過去最高に。インターネット広告費が構成比の5割超え
中でも存在感を高めているのがインターネット広告費。総広告費に占める割合は50.2%と、初めて5割を突破した。
音声広告では「ラジオ広告費」は前年比99.2%の1153億円と、ほぼ前年並みの水準となった。地上波ラジオを中心とした広告市場は通年で見るとわずかに前年を下回っている。
出稿業種別では「情報・通信」は前年比125.7%、「流通・小売業」は同120.0%と、それぞれ大きく伸ばしている。
一方で、「ラジオデジタル広告費」は前年比111.8%の38億円と2桁成長を記録した。インターネット広告費に含まれる同分野は、成長が続いている。
ポッドキャストをはじめとする音声メディアのデジタル展開が注目された。また、ターゲットに合わせた出稿が可能なデジタルオーディオ広告への新規出稿数が増加した。