お笑いコンビ・ザ・マミィのPodcast番組から生まれた”音の出る幼児向け絵本”「パヤピンとヒゲゲン」が学びコミックアプリで配信開始。スマホで親子が楽しめる新しいデジタル絵本体験の全貌を紹介します。
Podcast番組から絵本が誕生!「パヤピンとヒゲゲン」とは
2026年4月3日、株式会社TBSグロウディアは、お笑いコンビ・ザ・マミィがパーソナリティを務めるPodcast番組『続けてゆく、ザ・マミィ』から生まれた幼児向けデジタル絵本「パヤピンとヒゲゲン」の配信を開始しました。
本作は番組内で企画された「続けてゆく、ザ・マミィの幼児向けコミックを作ろう!」というプロジェクトから誕生したもので、スマートフォンを操作すると「音」や「声」が飛び出す、これまでにない新しい読書体験を提供します。音声コンテンツであるPodcastの枠を超えて、視覚と聴覚の両方で楽しめる絵本というメディアに進化した点が大きな特徴です。
「音の出る絵本」はどこがすごい?従来のデジタル絵本との違い
スマホ操作と連動した音声体験
従来のデジタル絵本といえば、紙の絵本をそのまま電子化したものや、BGMが流れるだけのものが主流でした。しかし「パヤピンとヒゲゲン」は、ページをめくる・画面をタップするといったスマートフォンの操作に合わせてキャラクターの声や効果音がリアルタイムで飛び出す仕組みを採用しています。
幼児期の子どもは、自分の動作に対して即座にフィードバックが返ってくる体験を好む傾向があります。画面に触れるたびに反応が返ってくるインタラクティブな設計は、子どもの好奇心と集中力を引き出す効果が期待できるでしょう。
「たてよみ」形式で幼児にもわかりやすい
ザ・マミィの酒井さんのコメントにもある通り、本作は「たてよみ絵本」という形式を採用しています。縦スクロールでストーリーが進行するため、スマートフォンに慣れた保護者にとっても直感的に操作しやすく、子どもと一緒に画面を見ながら楽しむのに適した構成です。
近年、韓国発のウェブトゥーン(縦スクロール漫画)が世界的に普及していますが、その幼児向け絵本への応用は国内ではまだ珍しい取り組みといえます。
愛されるキャラクター「パヤピン」と「ヒゲゲン」を徹底紹介
本作の主人公は、番組内のトークから生まれた2体のユニークなキャラクターです。それぞれザ・マミィのメンバーの個性が反映されており、声も本人たちが担当しています。
パヤピン(CV:林田洋平)
- 種族:博識メガネウサギ
- 特徴:白衣がトレードマーク
- 性格:知識が豊富で、相棒ヒゲゲンの驚くべき成長スピードに毎日驚かされている
林田さんといえば、ザ・マミィのツッコミ担当として知られていますが、その知的で穏やかな雰囲気がパヤピンのキャラクター設計にしっかり反映されています。白衣とメガネという見た目は、子どもたちにとって「物知りな先生」のようなわかりやすい記号として機能するでしょう。
ヒゲゲン(CV:酒井貴士)
- 種族:ちょびひげカンガルー
- 特徴:衝撃の”横剃り”スタイル
- 性格:見た目に反して「一を聞いて十を知る」抜群の理解力を持つ
酒井さんのボケ担当としての独特な世界観が、ヒゲゲンのビジュアルと性格のギャップに凝縮されています。一見するとおとぼけた風貌ながら、実は非常に賢いというキャラクター設定は、子どもたちに「見た目で判断してはいけない」というメッセージを自然に伝える効果もありそうです。
ザ・マミィ本人のコメントから読み取る期待と展望
配信開始にあたり、ザ・マミィの2人はそれぞれコメントを寄せています。
酒井さんは「こどもたちに愛されるあのパヤピンとヒゲゲンがたてよみ絵本で初登場!」と、番組リスナーにはすでにおなじみのキャラクターが絵本として形になった喜びをストレートに表現しています。
一方、林田さんは「子ども達の笑顔が見られたらとても嬉しいです!そしてパヤピンとヒゲゲンがグッズ化されて全ての人間のカバンからぶら下がる日を夢見てます!」と、将来的なグッズ展開への期待も語っています。
このコメントからは、単なる一過性のコラボ企画ではなく、キャラクターIPとしての長期的な育成を視野に入れていることが伺えます。実際に人気が出れば、ぬいぐるみやアクリルキーホルダーなどのグッズ展開、さらにはアニメ化なども可能性として考えられるでしょう。
「学びコミックアプリ」で配信——入手方法と注意点
「パヤピンとヒゲゲン」は、学びコミックアプリ(iOSのみ対応)から配信されています。以下に入手方法をまとめます。
- アプリ名:学びコミックアプリ
- 対応端末:iOS(iPhone・iPad)のみ ※2026年4月時点
- ダウンロード:App Storeから入手可能
- WEB体験版:ブラウザで一部体験できるページも公開中
注意点として、現時点ではAndroid版のアプリは提供されていません。Android端末をお使いの方は、WEB体験ページで一部コンテンツを試すことができますので、まずはそちらからチェックしてみることをおすすめします。今後のAndroid対応については、公式からのアナウンスを待ちましょう。
Podcast×デジタル絵本が示す、音声コンテンツの新たな可能性
音声メディアからビジュアルコンテンツへの展開
今回の取り組みは、Podcast(音声メディア)からデジタル絵本(ビジュアルメディア)への展開という、コンテンツビジネスにおいて非常に興味深い事例です。
近年、日本でもPodcast市場は拡大を続けており、2025年以降は広告収入の増加やサブスクリプションモデルの普及が進んでいます。しかし、音声コンテンツは「ながら聴き」が主な利用シーンであるため、リスナーとの接点がどうしても限定的になりがちです。
そこで、番組から派生したキャラクターを絵本化し、視覚と聴覚の両方で楽しめるコンテンツに昇華させたことは、Podcastの新しいマネタイズモデルとしても注目に値します。
お笑い芸人×幼児向けコンテンツの相性
お笑い芸人が幼児向けコンテンツに携わる事例は、実はこれまでにも成功例が多数あります。キングコング・西野亮廣さんの絵本「えんとつ町のプペル」は映画化まで実現し、大きな話題を呼びました。芸人ならではのユーモアセンスやキャラクター創造力は、子ども向けコンテンツと非常に相性が良いのです。
ザ・マミィの場合、Podcastというリスナーとの距離が近いメディアで育まれたキャラクターであるため、すでにファンの間で愛着が醸成されているという強みがあります。こうしたコミュニティ発のコンテンツは、初期段階からの応援者を獲得しやすく、SNSでの拡散力も期待できます。
親子で楽しむためのおすすめの使い方
最後に、「パヤピンとヒゲゲン」を親子で最大限楽しむためのポイントをまとめます。
- 一緒に画面をタップする:子どもにスマホを渡すだけでなく、親子で一緒に画面を触りながら読み進めることで、コミュニケーションのきっかけになります
- キャラクターの声を真似してみる:パヤピンやヒゲゲンの声を一緒に真似することで、子どもの表現力や言語発達を促す遊びにつなげられます
- Podcastも一緒に聴いてみる:元となった番組『続けてゆく、ザ・マミィ』を聴くことで、キャラクターが生まれた背景を知り、より深い愛着を持てるでしょう
- 繰り返し読む:幼児は同じ絵本を何度も繰り返し読むことを好みます。インタラクティブな音声要素があることで、毎回新鮮な体験として楽しめます
まとめ:Podcast発の幼児向け絵本という新ジャンルに注目
ザ・マミィのPodcast番組から生まれた「パヤピンとヒゲゲン」は、音声コンテンツとデジタル絵本を融合させた、これまでにない新しい試みです。お笑い芸人の個性が詰まったキャラクター、インタラクティブな音声演出、そして縦スクロール形式の読みやすさと、幼児向けコンテンツとして魅力的な要素が詰まっています。
現在はiOSアプリのみの対応ですが、今後の展開次第ではプラットフォームの拡大やグッズ化なども期待できるでしょう。小さなお子さんがいるご家庭は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
番組『続けてゆく、ザ・マミィ』は毎週金曜よる10時ごろ更新。絵本の世界をより深く楽しむためにも、あわせてチェックすることをおすすめします。
参照元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000094375.html