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就活の本音は「音声」で伝わる。採用ポッドキャストへの期待が3割超えの実態とは

アトワジャパン株式会社が新卒1〜3年目の会社員1,013人を対象に調査を実施。企業のポッドキャスト配信に期待する項目が上位3つとも3割を超え、7割以上が内定者向けの音声配信を「役立つ」と回答しました。生成AI時代に加工できない「生の声」が信頼される、採用ポッドキャストの可能性を解説します。

企業のポッドキャスト配信に期待する上位3項目がすべて3割超え

アトワジャパン株式会社は、ラジオプロデューサー・エダコDXがプロデュースし、FMサルースで2026年7月より放送を開始する新番組「耳だけインターン」と「データフォース総研 presents 数字のチカラ」のコラボ企画として、新卒1〜3年目の会社員を対象に「Z世代の企業選びにおける情報収集とカルチャーフィット」に関する調査を実施しました。

調査の中で、「ポッドキャストやラジオなど音声を使った企業の情報発信に、どのようなことを期待しているか」を尋ねたところ、「社員同士のリアルな人間関係や距離感」が41.0%で最多となり、「面接や文字媒体では聞けない現場の苦労や裏話」が36.7%、「間や笑い声など、文字では伝わらない雰囲気」が31.4%と続き、上位3項目がすべて3割を超えました。「間」や「笑い声」といった非言語情報が、文字では把握しにくい職場のリアルな雰囲気を推し量る重要な要素になっていることがうかがえます。

自由回答でも「成功体験だけでなく、失敗談や苦労した話を率直に聴きたい」「社員のキャラクターを知りたい」といった声が多数寄せられました。社員が話すリアルな「間」や「笑い声」、言葉のトーンはAIでは加工ができないため、この非言語情報こそが職場の本当の空気感を伝える強力な手段になると考えられます。

約3割が「飾らない本音が聞けそうで信頼が増す」と回答

「興味を持っている企業が、社員のインタビューをポッドキャスト(音声)で配信していたらどう感じるか」を尋ねたところ、「飾らない本音が聞けそうで、企業への信頼が増す」が30.1%で最多となり、「入社後のギャップが少なくなりそう」が28.1%、「ながら聴きで情報収集できてタイパが良い」が22.9%と続きました。

音声配信は、加工されていないリアルな情報を求める気持ちと、効率的に情報収集を進めたいというニーズの両方を満たす手段として期待されていることがわかります。特に「ながら聴きができる」という音声特有の利点は、若年層のタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する傾向とも合致しています。実際、調査では約8割が就職活動でタイパを「意識していた」と回答しており、効率よく自分に合う企業を見極めたいという意識の高さがうかがえます。

さらに、「内定者向けの施策として社員が登場するポッドキャスト配信があった場合、入社前の不安やギャップ解消、企業への愛着形成に役立つと思うか」を尋ねたところ、「とても役立つと思う」が22.0%、「やや役立つと思う」が49.1%と、7割以上が役立つと回答しました。入社前は配属先や職場の雰囲気に不安を感じやすい時期ですが、先輩社員の生の声を「ながら聴き」できる環境を提供することで、そうした懸念を和らげる効果が期待されます。

動画は「見る」より「聞く」が主流、約7割が耳で情報収集

音声への期待が高まる背景には、Z世代の情報消費スタイルの変化があります。「本音やリアルな社風・社員の雰囲気が伝わりやすいと感じるコンテンツ」を尋ねたところ、「SNSでの動画コンテンツ」が32.8%、「社員インタビュー動画や企業の採用動画」が30.8%に続き、「ポッドキャストやラジオ」が25.4%となりました。動画・音声メディアが上位を占め、従来の求人情報サイトや公式Webサイトを上回っています。

注目すべきは、その動画すらも「耳」で消費されている点です。「動画コンテンツから企業情報を得る際の視聴スタイル」については、「倍速再生にして短時間で視聴する」が26.9%、「画面は時々見る程度で、主に音声をメインに流し聞きする」が25.2%、「バックグラウンド再生で完全に音声だけを聴く」が18.3%となり、約7割が倍速再生や流し聞き、音声のみの視聴を選択していました。就活生は動画を「見ている」ようでいて、実際には「耳で情報収集している」実態が浮かび上がります。

生成AIへの警戒が「加工できない音声」の価値を高める

音声メディアが支持される理由には、文字情報への不信感もあります。「文字ベースの情報を読む際の懸念や不信感」を尋ねたところ、「生成AI等によって都合の良いようにリライトされているのではないかと疑ってしまう」が31.4%で最多となりました。さらに、生成AIの普及による「文字媒体の採用コンテンツ」への信頼度については、「やや下がる」が33.9%、「大幅に下がる」が15.0%と、約半数が信頼の低下を感じている一方、信頼向上を感じた層は1割程度にとどまっています。

整った文章がかえって「建前ではないか」と受け取られるリスクが生じるなか、社員の生の声を届ける採用ポッドキャストは、疑われることなくリアルな社風を伝えられる有効な選択肢と言えます。効率的に情報を得たいというタイパ志向と、加工されていない本音を知りたいというニーズの両方を満たす音声配信は、これからの採用市場において必然的な手段になり得るのではないでしょうか。

今回調査を実施したアトワジャパン株式会社は、社員のリアルな声を通じて入社前に会社や仕事を深く理解できるFMラジオ番組「耳だけインターン」を制作しています。FM Salus(84.1MHz/横浜市青葉区コミュニティFMラジオ)で放送されるほか、オンライン・アプリでの視聴や、Spotify、Apple Podcastsなど各種ポッドキャストでも配信されています。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000078851.html

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