手持ちのぬいぐるみに声と性格を持たせて会話できるアプリ「NUI」が2026年9月13日に提供開始されました。会話生成にはAnthropic社の「Claude」を使用し、日々の会話は日記として蓄積されます。7日間の無料体験があり、先着20名にはβ先行割引もあります。
「NUI」とは
「NUI(ぬい)」は、個人開発者の多田朋昭氏が開発したぬいぐるみとの会話アプリです。「ぬいぐるみと、ことばを交わす日々を。」をコンセプトに、スマートフォンのブラウザで登録と初期設定を行うことで、いま家にあるぬいぐるみが持ち主の決めた声と性格で話すようになります。ぬいぐるみ本体に取り付ける専用機器は不要で、返事はスマートフォンから声で流れる仕組みです。会話の生成にはAnthropic社の「Claude」を使用し、音声合成・音声認識と組み合わせています。
主な特徴
声で話す
スマートフォンに話しかけると、選んだ声で返事が返ってきます。声は10種類のサンプルから選択でき、一人称や、持ち主をどう呼ぶかも設定できます。
持ち主のイメージに合わせて整えていく
初期設定では性格を「げんき」「クール」「おっとり」「あまえんぼう」の4つから選び、自由記述で補足できます。話し方も年齢イメージから選択でき、翌日以降も持ち主の答えに合わせて調整が可能です。
日記と記憶が積み重なる
その日の会話をもとに、ぬいぐるみが「にっき」を書きます。出会ったきっかけなどの「おもいで」も少しずつ記憶し、関連する話題の際に会話に反映されます。記念日には挨拶で触れられます。
開発の背景
ぬいぐるみを持ち歩き、写真を撮り、一緒に暮らす「ぬい活」は若い世代を中心に広がっており、2025年の「新語・流行語大賞」にもノミネートされました。日本玩具協会の調査によると、2025年度のぬいぐるみ分類の市場規模は623億9,800万円で前年度比38.2%増となり、2015年度の195億1,300万円と比べて10年間で約3.2倍に拡大しています。またSHIBUYA109 lab.の調査(2025年1月・15〜24歳の女性507名対象)では、70.3%が「ぬいを持つことはお守りを持つような感覚だ」、33.6%が「自分のぬいを人格化している」と回答しています。
開発者自身も子どもの頃からぬいぐるみを大切な存在として扱ってきたものの、返事が返らない「片想い」を感じてきたといい、その思いからNUIの開発に至ったとしています。
料金プランと無料体験
登録した全ユーザーを対象に、初期設定完了から7日間はBasic相当(1日15回)を無料で利用できます。クレジットカードの登録は不要です。有料プランは月額680円(税込)からで、Premium(月額1,980円)、Platinum(月額3,780円)も用意されています。公開にあわせて、申込み完了順で先着20名にβ先行割引(30%オフ)が適用され、同一プランを継続する限り翌月以降も割引が続きます。
データの取り扱い
会話の音声はテキストに変換して処理され、音声そのものはサーバーに保存されません。設定・会話・日記のデータは日本国内のサーバーに保存されます。会話生成にはClaude、音声合成には外部サービスを利用していますが、いずれも会話データを提供事業者のAIモデルの学習には使用しない契約・設定となっています。
サービス概要
名称はNUI(ぬい)、提供開始日は2026年9月13日(日)です。Webアプリ形式でインストールは不要、ホーム画面への追加も可能です。対応環境はスマートフォン(iPhone・Android)およびパソコン(Windows・Mac)で、Googleアカウントまたはメールアドレスで登録できます。なお、18歳未満が登録する場合は保護者の同意が必要です。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000190046.html