米調査会社SSRSのEdison Podcast Metrics™が、週1回以上ポッドキャストを聴く米国のリスナーに「番組選びで重視する点」を調査。トピック、パーソナリティ、ゲストの順に重視されることがわかりました。
最も重視されるのは「番組のトピック」
米国の調査会社SSRSが運営するEdison Research at SSRSは、週次インサイト記事「You’re the Pod That I Want」を公開し、米国の週1回以上のポッドキャスト消費者が新しい番組を選ぶ際に何を重視しているかについての調査結果を紹介しました。
この調査は、SSRSが提供するオーディオ・ポッドキャスト業界向けの調査サービス「Edison Podcast Metrics™」によるものです。調査結果によると、米国の週次ポッドキャスト消費者のうち64%が、番組を選ぶ際に「トピック(内容)」が重要だと回答しました。これは、調査対象となった項目の中で最も高い割合です。
記事では、番組のトピックを明確にし、それを正確にマーケティングすることが、ポッドキャストの制作者やマーケターが新しいリスナーや視聴者を獲得するために活用できる、最も効果的な手段のひとつであると述べられています。
2番目に重要なのは「パーソナリティ(ホスト)」
調査で2番目に重要とされた要素は「番組のホスト(パーソナリティ)」で、週次ポッドキャスト消費者の53%が重要だと回答しました。記事では、オーディオ・ポッドキャスト分野における長年の調査から、適切なホストを選ぶことがオーディエンスの獲得・維持にとってどれほど重要かが繰り返し示されてきたと説明されています。
出演ゲストも重要な決め手のひとつ
番組に出演するゲストも、新しい番組へリスナーを呼び込む要素のひとつです。週次ポッドキャスト消費者の38%が、番組を選ぶ際に「出演ゲスト」が重要だと回答しました。
優先度が低い項目は「予告編」「カバーアート」「子ども向けかどうか」
調査では、消費者が重視する項目だけでなく、あまり優先度が高くない項目も明らかになっています。最も優先度が低かった3項目は以下の通りです。
- ポッドキャストの予告編(トレーラー):重要と回答した割合は12%
- カバーアートの魅力:重要と回答した割合は11%
- 子どもにとって適切な内容かどうか:重要と回答した割合は7%
記事では、今回紹介されたデータはEdison Podcast Metrics™が収集する情報のごく一部であり、実際には年齢層などの人口統計、リスナーのプロファイル、視聴・聴取頻度、利用プラットフォームなど、さまざまなオーディエンス層別に結果を分析できるとしています。
まとめ
今回のSSRSのインサイト記事は、ポッドキャストの新規リスナー獲得において「トピックの明確さ」が最も重要な要素であることを改めて示すものでした。パーソナリティやゲストの重要性も高い一方、予告編やカバーアートといった見た目の要素の優先度は相対的に低いことがわかります。番組づくりやマーケティングにおいて、まず「何についての番組か」を明確に伝えることの重要性がうかがえる内容です。
参照元:https://ssrs.com/insights/pod-that-i-want/