MediaRadarがポッドキャスト広告費が増加しているカテゴリーをまとめた調査結果を発表しました。今日はこのレポートを紹介します。
MediaRadar / Are You Listening? Podcast Advertising Trends You Need to Hear Today
今回の調査方法は、2022年1月1日から2023年7月31日までの間に様々なポッドキャストジャンルに費やされた広告費を分析したもの。
まず全体では2023年7月までの米国ポッドキャスト広告費は前年比5%増と成長傾向が続いています。
番組カテゴリー別の広告費上位5カテゴリーは「コメディー」、「ニュース」、「トゥルークライム」、「政治」、「ビジネス」、「社会・文化」。この5つのカテゴリーの広告費を合計するとポッドキャスト広告費全体の58%を占めています。
番組カテゴリー別の広告費で対前年で成長した上位3カテゴリーは、「コメディー」が前年同期比30%増、「トゥルークライム」が前年同期比26%増、「ビジネス」が前年比10%増となりました。トゥルークライムが広告主から人気なのはちょっと意外な気もしますよね。
また広告費が成長したカテゴリーの広告主をみると、「コメディー」の増加に貢献した広告主は、Amazon、Athletic Greens (AG1)、Shopifyなど。「トゥルークライム」の増加に貢献した広告主は、HelloFresh、Progressive Auto Insurance、SimpliSafeなど。「ビジネス」の増加に貢献した広告主は、BetterHelp、Squarespace、UNestなどとなっています。
ではまた!