Edison Researchが、米国の車載オーディオにおける「Apple CarPlay」または「Android Auto」などスマートフォンをベースとしたインフォテインメントシステム搭載の有無によるリスナーのオーディオ聴取時間の違いについての調査結果を発表しました。今回はこのニュースを紹介します。
Edison Research / In-Car Listening and Infotainment Systems – Edison Research
自動車にApple CarPlayまたはAndroid Audioを搭載していない人と、搭載している人の1日の車内オーディオ利用時間を比較した結果をまとめたものです。
車両にApple CarPlayまたはAndroid Audioを搭載していない人のオーディオ再生時間は、AM/FMラジオ(67%)とトップ、ついでSiriusXM(12%)ストリーミング(9%)、ポッドキャスト(4%)と続きました。圧倒的にラジオが聴かれています。
一方、車両にApple CarPlayまたはAndroid Audioを搭載している人のオーディオ再生時間は、AM/FMラジオ(46%)とトップ、ついでSiriusXM(19%)ストリーミング(18%)、ポッドキャスト(7%)と順位は先程と変わっていませんが、その内訳には変化が見られます。ラジオが21%減少した分、SiriusXMが9%増加、ストリーミングが7%増加、ポッドキャストが3%増加しています。
レポートでは、Apple CarPlayまたはAndroid Autoを搭載することでオーディオソースの選択肢が広がっても、車内オーディオ利用時間の半分はいまだにラジオであると結論づけています。
日本でも車載インフォテインメントシステム搭載車両が増えているので、車内でラジオ以外の聴取時間がどう変化しているのか気になるところではあります。まぁ、僕は個人的には車内ではEcho Autoを使ってポッドキャストを楽しむ派なんですけどね。
ではまた!