メディア環境研究所が「ポッドキャストユーザー調査2023」実施〜Z世代の33%が利用、強いエンゲージメント力が明らかに

博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所が「ポッドキャストユーザー調査2023」を実施しました。今回はこの調査結果の一部を紹介します。

博報堂DYメディアパートナーズ / メディア環境研究所「ポッドキャストユーザー意識調査2023」

ポッドキャストの年代別聴取率

月1回以上ポッドキャストを聴くリスナーは、全年齢では19.5%。他の調査よりも少し高めに感じます。年代別では、若者ほど多い傾向があり、Z世代は3人に1人が利用するという驚くべき結果になっています。

Z世代のポッドキャスト魅力ランキング

Z世代のリスナーにとって、ポッドキャストの魅力1位は「ここでしか聴けない人や内容の話がある」と回答。ポッドキャストが持つコンテンツとしての独自性を評価しているそうです。次いで2位は「ながら聴きで、効率よく情報を得られる」、3位「家事や運動など、生活をはかどらせてくれる」と続きました。ポッドキャストの魅力を十分理解している結果だと思います。

Z世代の各メディアユーザーが視聴番組に実施する事柄


Z世代のポッドキャストリスナーは、ラジオや無料動画に比べて、「番組の公式本やオリジナルグッズを買う」「番組のイベントに参加する」「番組やパーソナリティの有料サロンに入会する」など番組関連の消費にも積極的であり、番組とのエンゲージメントが強い傾向にあることがわかりました。同じ音声コンテンツであるラジオを上回る結果には驚きですね。

今回発表されたレポートは、国内ポッドキャスト業界にとってとてもポジティブな結果で、嬉しくなってしまいました。
ではまた!