Sounds Profitable発表の「The Podcast Opportunity 2023」レポート、ポッドキャスト広告主はブランド認知向上を求める

Sounds Profitableが最新のポッドキャスト広告に関するレポート「The Podcast Opportunity 2023」を発表しました。米国でポッドキャスト広告を利用する広告主・広告代理店を対象に調査をしたもので、この中からいくつかデータを紹介したいと思います。

Sounds Profitable / The Podcast Opportunity 2023

■ポッドキャスト広告の利用経験

「現在購入中」の広告主は28%、「今年購入予定」が42%と増加傾向が見られます。また「以前購入したことがある」は12%、「購入したことがない」が18%となっています。2023年ポッドキャスト広告はまだ伸びると言えそうです。

■メディア支出のうち、ポッドキャスト広告の比率は?

現在ポッドキャスト広告を使っている広告主が対象の質問で、広告予算の10〜19%をポッドキャストに使うと回答したのが最多の36%、次いで広告予算の20〜49%を使うが33%となりました。そして、12%の広告主はなんと広告予算の50%以上をポッドキャストに使うそうです。日本とは全く違う状況ですね。

■ポッドキャスト広告の満足度

ブランドセーフティー・適合性、ターゲティングツールなどの満足度が高いことがわかります。

■ポッドキャスト広告の購入動機

ブランド認知度向上51%、リスナーのエンゲージメント向上47%、リスナーのデモグラフィック35%と続きました。ポッドキャスト広告で購入・申込みを目指すというよりはブランディング志向の使われ方が定着していることが伺われる結果となっています。わかりやすいコンバージョンを目指すのであれば他の広告商材を使うということだと考えられます。

ではまた!