IABがポッドキャスト広告の買い手と売り手のためのチェックリストを発表しました。今日はこのニュースを紹介します。
IAB / Podcasting Buyer-Seller Checklist 2023
このチェックリストは、ポッドキャスト広告の効果を向上させるために、キャンペーンのあらゆる段階について、目的、ターゲティング、クリエイティブ、測定などについて包括的にチェックできるようにするフレームワークで、IABのワーキンググループのメンバー20名によって作成されたものです。メンバーにはAdLarge、Barometer、SXM Media、Triton Digital、iHeartMedia、Athletic Greens、Cumulus Media などのポッドキャスト配信プラットフォームおよび広告主のメンバーが含まれています。
このチェックリストを使うことで、キャンペーンの目標の種類、たとえば新製品の発売、ブランド認知度の向上、売上の増加などを明確にし、この目標を達成するために期限、予算、頻度、想定リスナー、想定ダウンロード数、キャンペーンの測定方法などを多くの情報を事前に明らかにしておくことができます。
IABは「成功するキャンペーンはすべて、戦略的アプローチから始まります。ブランドや代理店パートナーがキャンペーンに何を求めているのかをポッドキャストパブリッシャーが最初から明確にしていないと、広告主に成果を最適化して提供する能力が損なわれることになります。これは明らかなことのように思えるかもしれませんが、IAB会員全体のポッドキャスト広告の買い手と売り手は、キャンペーンを成功させるためのこの基本的な側面が、日々の業務運営の混乱の中で失われることが多いと報告しています。ポッドキャスティングの成果を測定する能力は大幅に成熟しており、購入者は特定の形式の測定ができないと決して想定すべきではありません。パブリッシャーや効果測定会社は、さまざまなオンラインおよびオフラインの測定ニーズに合わせたカスタムソリューションを作成できるため、ブランドはキャンペーンの基礎となるKPIを測定する方法について具体的な質問をしてテーブルに着く必要があります。」と指摘しています。
日本でもこういった取り組みが求められるのかもしれません。ではまた。
