Edison Research調査「米国の田舎では都市部の半分の時間しかポッドキャストが聴かれていない」

Edison Researchが米国の都市部、郊外、田舎でのリスニング動向の違いをまとめたレポートを発表しました。今日はこのニュースを紹介します。

Edison Research / Urban, Suburban, Rural Listening Differences

この調査のベースは、米国人が一日に聴くオーディオの聴取時間をコンテンツ種別に集計したものです。今回発表されたのは、そのデータをエリア別にまとめたものになっています。

結果、AM/FMラジオのエリア別聴取時間の比率は、都市部34%、郊外36%、田舎43%でした。一方、ポッドキャストのエリア別聴取時間の比率は、都市部13%、郊外11%、田舎6%でした。

ラジオは田舎>郊外>都市部であり、ポッドキャストは都市部>郊外>田舎で聴かれる時間が長いという逆の動きになっています。また、ポッドキャストだけを見ると、都市部は田舎の2倍以上聴いていることもわかります。

また、ラジオとポッドキャストの聴取時間を合計すると、エリアを問わず47%〜49%となり、音声コンテンツを楽しむ時間にはエリアによる大きな差はありませんでした。なかなか興味深い結果ですね。

ではまた。