Spotifyがフランス国内の音楽ストリーミングプラットフォームに対する増税措置を受けて、フランス向けのサブスクリプションサービスの値上げを発表しました。昨年末フランスの2つの音楽フェスティバルからの撤退に続いての措置となります。今日はこのニュースを紹介します。
Spotify / Spotify To Adjust Its Prices Over New Tax in France
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Spotifyはフランスの音楽ストリーミングサービスへの増税を回避するよう政府に熱心に働きかけましたが、残念ながら増税の動きを止めることはできず、ユーザーの負担を増やすことにしたというものです。
Spotifyは2022年だけで2億2,500万ユーロ近く著作権者に支払いを行っており、これはその年のフランスのレコード音楽業界の収益全体の約4分の1に相当する額となっています。また2017年以来200%以上増加しているそうです。
しかし、今回の新しい税の創設により、Spotifyは音楽から得た1ユーロごとに約3分の2を権利者とフランス政府に支払う必要があり、ビジネスを継続不可能にするものだといいます。結果、今後数週間から数か月かけて、フランスでサブスクリプションプランを値上げすることとなり、EU全体で最も高いサブスクリプションになるとのこと。
なお、まだ具体的な値上げ後の料金は発表されていません。
ではまた。