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NielsenとEdison Reseachが「2025年第2四半期 米国オーディオ聴取動向レポート」発表

ニールセンとエジソンリサーチは、米国の最新オーディオリスニングデータをまとめた四半期レポート「The Record」の2025年第2四半期版を発表しました。メディア消費の多様化が進む中、広告主にとってはターゲットに最適なチャネルを選定するための、より詳細でタイムリーな情報が求められています。

ニールセン / ザ・レコード第2四半期米国オーディオ聴取動向

調査によると、ラジオ、ポッドキャスト、ストリーミング音楽、衛星ラジオなど、広告付き・広告なしを含めたオーディオコンテンツへの平均リスニング時間は、1日あたり3時間50分に達しました。

このうち、広告がサポートするオーディオは全体の64%を占めており、テレビの広告視聴比率(74%)と比較しても依然として高い水準を保っています。

2025年第2四半期における広告対応オーディオの内訳は以下の通り:
・ラジオ:64%
・ポッドキャスト:19%
・ストリーミングサービス:14%
・衛星ラジオ:3%

また、年齢層によるリスニング傾向の違いも明らかになりました。18~34歳の若年層では、広告対応オーディオの32%をポッドキャストが占めており、ラジオは45%とやや低め。一方で、35歳以上ではラジオが71%を占めるなど、従来メディアへの依存度が高いことがわかります。

同レポートでは、AM/FMラジオの上位15フォーマットについて、年齢・性別・聴取方法(地上波/デジタルストリーミング)別の変化も詳細に追跡。聴取傾向の微細な変化が、広告主のチャネル戦略を再考する上でのヒントとなっています。

ニールセンのグローバル調査によれば、ラジオは世界で2番目に高いROI(投資利益率)を誇るにも関わらず、多くの広告主に見落とされがちです。事実、幅広い層にリーチできるため、広告効果の最大化が期待できます。

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