今回はSounds Profitableによる、ポッドキャストのプラットフォーム別の視聴調査結果の一部を紹介します。
Sounds Profitable / Two Surprising Facts About Platform Consumption In 2025
本調査はポッドキャストに関するあらゆる事柄を網羅した、毎年恒例の主要調査であり、今年もアメリカにおけるポッドキャスト消費に関する公開調査としては最大規模となります。
私たちは過去3年間、オーディオとビデオの両方のポッドキャスト消費を熱心に追跡してきましたが、消費されるビデオコンテンツの量が増加していることは、誰にとっても驚くべきことではありません。
それでも、プラットフォーム別に、特にビデオポッドキャストの視聴で最も利用されている2つのプラットフォーム、YouTubeとSpotifyについて、その違いを詳しく調査したいと考えました。そこで今年、いずれかのプラットフォームを利用する18歳以上のアメリカ人に、それぞれのプラットフォームでのポッドキャスト消費のうち、ビデオポッドキャストの視聴ではなく視聴の割合を尋ねました。すると、驚くべき結果が2つ出ました。
動画が世界を席巻しているという神話を払拭する、意外な結果がこちらです。
YouTubeポッドキャスト利用者の過半数(19%が51~75%、34%が75%以上と回答)が、ポッドキャストの半分以上を視聴していると回答しているのは確かに事実です。しかし、これはつまり、たとえ動画ポッドキャストであっても、YouTubeを主に「聴く」ために利用している人は、わずか半数以下だということです。
ご覧の通り、Spotifyユーザーの動画視聴量はYouTubeユーザーよりも低いです。
しかし、Spotifyポッドキャスト利用者の15%は、ポッドキャストの75%以上を視聴していると回答し、さらに16%は51~75%と回答しています。つまり、10人中3人以上が、Spotifyでのポッドキャストの大部分を聴くのではなく、視聴していることになります。これは驚きでした!
今回の紹介は以上です。
それでは、また。