エジソン・リサーチ(Edison Research at SSRS)が、2026年第2四半期の米国ポッドキャストTOP50を発表しました。首位は「The Joe Rogan Experience」、2位「Crime Junkie」、3位「The Daily」で、上位5番組は前四半期と同順位を維持しています。ヒューバーマン・ラボの上昇や新規ランクインした番組など、注目の動きも紹介します。
2026年第2四半期の米国ポッドキャストTOP50が発表
エジソン・リサーチ(Edison Research at SSRS)は、2026年7月17日、米ペンシルベニア州グレンミルズより、2026年第2四半期(Q2)における米国ポッドキャストのTOP50ランキングを発表しました。このランキングは、同社の調査サービス「Edison Podcast Metrics™」に基づいており、13歳以上で毎週ポッドキャストを聴取する層におけるリーチ(到達率)を指標として作成されています。四半期ごとに公表されており、業界の視聴傾向をつかむための代表的な指標のひとつとなっています。
上位5番組は前回と同順位を維持
首位は「The Joe Rogan Experience」、2位は「Crime Junkie」、3位は「The Daily」で、いずれも2026年第1四半期(Q1)と同じ顔ぶれとなりました。上位5番組の順位はQ1から変動しておらず、今四半期はTOP10へ新規でランクインした番組もありませんでした。上位陣の安定ぶりがうかがえる結果となっています。
TOP10ランキング
2026年Q2のTOP10は以下の通りです。カッコ内はQ1からの順位変動を示します。
- The Joe Rogan Experience
- Crime Junkie
- The Daily
- Call Her Daddy
- Smartless
- Dateline NBC(+1)
- New Heights with Jason & Travis Kelce(+3)
- The Past Weekend with Theo Von
- Stuff You Should Know(-3)
- MrBallen Podcast: Strange, Dark & Mysterious Stories(-1)
注目すべき順位変動
「Huberman Lab」は22位まで上昇しました。番組ホストのアンドリュー・ヒューバーマン氏は、2026年4月、元交際相手を標的とした2024年の中傷キャンペーンとの関連が報じられました。この元交際相手は、2024年Q1にニューヨーク・マガジンがヒューバーマン氏を批判的に取り上げた記事に関与しており、同番組がこれより上位(21位)にランクインしたのは、その2024年Q1が唯一でした。
「The Diary of a CEO with Steven Bartlett」は初めてTOP20入りを果たし、過去最高順位を記録しました。ホストのスティーブン・バートレット氏はQ2に、JD・ヴァンス氏やイヴァンカ・トランプ氏といった著名なゲストを迎えています。
「The Bill Simmons Podcast」は17ランク上昇し、初めてTOP25入りしました。同番組は今年1月からNetflixで配信されています。
また、惜しくもTOP50入りを逃したのが、科学系ポッドキャスト「Ologies with Alie Ward」です。「賢い人たちにバカな質問をする」を掲げる同番組は近年ランキングを上げてきましたが、今回は55位でした。
初めてTOP50入りした番組
「The Rest is History」が初めてTOP50入りしました。同番組は、アメリカ建国250周年に合わせて、建国の父たちを取り上げたシリーズを配信しました。
「The Why Files」も初のTOP50入りを果たしました。同番組はQ2に機密解除されたUFO関連文書の公開を取り上げたほか、4月の「アルテミスII」による月フライバイが、同番組で繰り返し扱われてきた月面着陸陰謀論というテーマと重なりました。
反MAGAの共和党員2名が創設した政治系ポッドキャスト「The Bulwark」も、TOP50入りを果たしました。
大きく順位を落とした番組
Q2のTOP50の中で、週間の聴取者数が最も大きく減少したのは「The Megyn Kelly Show」でした。同番組は前四半期の19位から44位へと、25ランク下落しました。
調査概要(Edison Podcast Metrics™について)
このランキングは、2026年第2四半期に継続的に収集されたデータに基づいており、米国内で13歳以上の毎週ポッドキャストを聴取する5,006人を対象に調査が行われました。回答者は、過去1週間に聴取または視聴したポッドキャストに加え、デモグラフィック、サイコグラフィック、購買行動に関する情報を回答しています。このランキングは、週間ポッドキャスト視聴者に占める割合としてのリーチを測定するものです。