IABオーストラリアから「オーディオ広告の現状2025」のレポートが公表されたので、今回はその一部をご紹介します。
IAB Australia / Audio Advertising State of the Nation 2025
デジタルオーディオ広告市場概要
9年目を迎えるオーディオ広告の現状レポートでは、進化するデジタル オーディオ広告の状況を包括的に分析しています。
調査結果では、ストリーミング オーディオとポッドキャスト広告がメディアプランニング内で継続的に成長し、統合されていることが強調されています。
・2024年はストリーミングオーディオとポッドキャスト広告どちらも前年比2桁成長,
デジタルオーディオ広告投資計画
・現在投資している回答者の大半は、2025年にデジタルオーディオ広告への支出を増やす予定
・デジタルオーディオへの投資の主な原動力は、リーチの拡大と他のメディアの補完
・デジタルオーディオキャンペーンの主要目的は依然としてブランディング
デジタルオーディオクリエイティブ形式
・代理店はさまざまなポッドキャスト環境を利用
・ライフスタイル、視聴者セグメントに焦点を当てたポッドキャスト、社会/文化ポッドキャストが過去 12 か月間の投資のトップ ジャンル
・前年比で社会/文化ジャンル (+12 ポイント)、ニュース/時事問題 (+10% ポイント)、犯罪ドキュメンタリー (+9% ポイント) への投資が増加
エンターテインメント ジャンルに投資する代理店の割合は減少。
・ソニックブランディングの一貫した使用(音楽、音声、サウンドを戦略的に使用)が増加
デジタルオーディオ広告の効果の評価
・デジタルブランドリフト調査は、ストリーミング オーディオとポッドキャスト広告投資の有効性を評価するための最も重要な測定ツール
・昨年と比較すると、マーケットミックスモデリング (10% ポイント増)、クロスメディアブランドリフト (10% ポイント増)、マルチタッチアトリビューションモデリング (10% ポイント増) の重要性が大幅に増加
・ブランド認知度の向上は、ポッドキャスト広告を評価するために最もよく使用される指標
・昨年と比較して、いくつかの主要な指標の使用が大幅に増加
• 購入意欲が 13% ポイント増加
• 広告とのやり取りが 12% ポイント増加
• 売上が 10% ポイント増加
• 増分リーチが 10% 増加
・効果測定は引き続き業界の重要な要件
ではまた。