アメリカ限定の話ですが、Googleのポッドキャスト検索がリニューアルされました。検索結果から直接Apple Podcastsアプリを起動してポッドキャストを再生できるようになっています。いずれ日本でもこうなることを期待しながら、今回はこのニュースを紹介します。
TechCrunch / Google’s podcast search results can now open shows directly in Apple Podcasts
Googleでのポッドキャスト検索は、2019年から検索結果にポッドキャストカルーセルと呼ぶ表示が行われており、再生ボタンを押すことで直接ポッドキャストを再生可能でしたが、2023年2月13日からこの機能は廃止されていました。
今回Googleは、ポッドキャスト検索の検索結果を見直し、ポッドキャストに関する情報や任意のプラットフォームで聴くためのリンクを提供する新しいデザインを採用しました。
「Comedy Podcasts」などと検索すると、検索結果の上部に多数の人気ポッドキャストのボックスが表示されます。そこから「Standup Comedy」や「TV」などと絞り込むことが可能で、さらにフィルタボタンをタップすることで検索結果をApple Podcasts、Spotify、Google Podcastsなど任意のポッドキャストプラットフォームに絞り込むこともできます。
検索結果から好みのポッドキャスト番組をタップすると、詳細ページが表示されます。そこでは番組の説明文、更新頻度、1エピソードの平均視聴時間、最新エピソードのリストが表示されます。
ここで「Listen Now Apple Podcasts(Apple Podcastsで今すぐ聴く)」ボタンをタップするとディープリンクによりApple Podcastsアプリが起動し、ポッドキャストを聴くことが出来る仕組みです。Spotifyを選んだり、Webサイトに飛ぶこともできます。
現在、この機能はアメリカのGoogle検索ユーザーにのみ提供されていますが、今後他の国へも展開される可能性が高いと考えられます。日本での導入、期待しています!
ではまた。