Amazon子会社の「Audible」がレイチェル・ギアッツァ氏を最高コンテンツ責任者に任命したと発表しました。レイチェル・ギアッツァ氏は、オーディオブックとポッドキャストのプラットフォームで長年の経験を持つ人物です。今回はこのニュースを紹介します。
Variety / Audible Promotes Rachel Ghiazza to Chief Content Officer
Audibleでは、ボブ・キャリガンCEOの直属として、ポッドキャストとオーディオブックのライブラリーを成長させ、音声コンテンツの開発、制作、運営、ビジネス展開、グローバル化、タレント・出版社・パートナーとの関係を含むコンテンツのあらゆる側面を監督する仕事になるそうです。
もともと2019年4月にAudibleにコンテンツ獲得・開発担当上級副社長として入社し、2020年に米国コンテンツ責任者に就任していました。そこで、Audible Plusの立ち上げと開発のサポート、Audibleブランドの強化、エンターテインメント業界全体のアーティスト、作家、クリエイターとのマルチプロジェクト契約の主導などの功績を残しており、今回の起用は順当と言えるものです。
なおAudible入社以前もSpotifyで5年以上を過ごし、グローバル・コンテンツ・エクスペリエンス・チームのリーダーを歴任するなどさまざまな職務を経験しています。
レイチェル・ギアッツァ氏は今回の就任にあたり「オーディオ空間における創造性と革新へのコミットメントを持つ素晴らしいチームと共に働けることは、私の毎日を刺激する特権です。Audibleは、オーディオの金字塔を打ち立てた象徴的な会社であり、ストーリーテリングに対する大胆不敵で視聴者第一のアプローチこそが、私たちをこの業界で最高の存在にしているのです。」とコメントしています。
Audibleのオーディオブックはもちろん、ポッドキャストの動きも今後注目していきましょう。
ではまた!