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米国iHeartMediaの2023年第4四半期決算発表、ポッドキャスト事業は引き続き好調

2024年2月29日、iHeartMediaが2023年第4四半期の業績を発表しました。今回はこの決算発表の中からポッドキャストに関するトピックを紹介します。

iHeartMedia / iHeartMedia, Inc. Reports Results for 2023 Fourth Quarter and Full Year

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グループ連結での2023年第4四半期、売上高は10億6,700万ドル(5.2%減)、営業利益は8,000万ドル、・調整後EBITDAは2億800万ドルとなっています。

そのうちポッドキャストなどを取り扱うデジタルオーディオグループの事業部別の2023年第4四半期は、収益は3億1,800万ドル(6%増)、ポッドキャスト収益は1億3,200万ドル(17%増)と好調でした。また、2023年通期でみても、デジタルオーディオグルー​​プの収益は5%増加、ポッドキャスト収益は14%増加しています。ポッドキャストを除くデジタル収入は横ばいのため、ポッドキャスト収益の好調さが目立つ結果になっています。

iHeartMedia会長兼CEOのボブ・ピットマン氏コメント
「2023年第4四半期の業績が、以前に発表した調整後EBITDAおよび売上高のガイダンス範囲に沿った報告となったことを嬉しく思います。当四半期、デジタルオーディオグループは調整後EBITDAと利益率で過去最高を達成し、この高成長事業の成功を示しています。また、業界をリードするポッドキャスト事業を含むデジタルオーディオグループは、引き続き成長しこのセグメントにおけるリーダーとしての地位を強化すると期待しています。」

iHeartMedia社長兼COO兼CFOのリッチ・ブレスラー氏コメント
当社のビジネス全体と広範な広告市場全体で改善の兆しが見え続けています。今四半期の結果は、当社の高成長デジタルオーディオグループへのリソースの再配分が成功したことを強く示しています。効率性への絶え間ない注力により、2019年以来マルチプラットフォームグループの経費を約7%削減し、そのおかげで部分的には2023年に調整後EBITDAマージン33%で10億ドルの収益を生み出すデジタルビジネスを構築することを目指しています。継続的な効率化への取り組みと、記録的な政治広告の年となることが予想されることから、2024年の財務実績は前年比で大幅な改善が見込まれると予想しています。

ではまた。

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