Triton DigitalがSounderを買収し、オーディオ広告機能を強化

2024年3月26日、デジタルオーディオ広告のTriton Digitalが、オーディオインテリジェンスプラットフォームのSounderの買収を発表しました。今日はこのニュースを紹介します。

Triton Digital Acquires Sounder, Enhancing Audio Advertising Capabilities

Sounderは2019年にGoogleとSpotifyの元幹部らによって設立され、2022年に770万ドルの資金調達を行っています。その時の出資者にiHeartMediaが含まれており、今回iHeartMediaの傘下のTriton DigitalがSounderを完全に買収した形になります。今回の買収に関する金額面や契約条件などは発表されていません。

今後Sounderは、Triton Digitalの一部として、コンテキストターゲティングソリューション、ブランド適合性ソリューション、AI活用のポッドキャストプロモーションツールを引き続き提供するとのこと。

Triton Digitalの社長兼CEO ジョン・ロッソ氏コメント
SounderをTriton Digitalファミリーに迎えることができて大変嬉しく思います。Sounderチームはオーディオインテリジェンスの先見の明があり、そのテクノロジーは当社の製品に不可欠な要素を追加します。今回の買収により、当社はターゲットを絞り、状況に即した、ブランドに適したオーディオ広告ソリューションで、広告主やパブリッシャーにさらなる価値を提供できるようになります。今後、両社の強みを結集して、デジタルオーディオ市場におけるイノベーションと成長を推進していきたいと思います。

SounderのCEO兼共同創設者 カル・アミン氏コメント
Triton Digitalの一員になることはSounderにとって重要なマイルストーンであり、ポッドキャスト業界全体での取り組みを継続しながら、成長と革新を加速することができます。当社のAIを活用したコンテンツ分析により、Tritonはオーディオ市場に前例のない洞察、ターゲティング、プロモーション機能をもたらすことができます。

ではまた!