米国iHeartMediaの2024年第1四半期決算発表、ポッドキャスト事業は前年比18%増

2024年5月9日、iHeartMediaが2024年第1四半期の業績を発表しました。今回はこの決算発表の中からポッドキャストに関するトピックを中心に紹介します。

iHeartMedia / iHeartMedia, Inc. Reports Results for 2024 First Quarter

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グループ連結での2024年第1四半期、売上高は7億9,900万ドル(1.5%減)、調整後EBITDAは1億500万ドルとなっています。

そのうちポッドキャストなどを取り扱うデジタルオーディオグループの事業部別の2024年第1四半期は、収益は2億3,900万ドル(7%増)、ポッドキャスト収益は9,100万ドル(18%増)と引き続き好調、一方ポッドキャストを除くデジタル収益は1億4,800万ドル(1%増)と微増。全体をみるとポッドキャストの収益が順調に成長し、現時点で総収益の11.3%を占めるポジションとなっっています。

iHeartMedia 会長兼CEO / ボブ・ピットマン氏コメント
全セグメントの業績が前期比で大幅に改善し、デジタルオーディオグループが過去最高の第1四半期EBITDAマージンを達成したことで、5四半期ぶりに調整後EBITDAが前年同期比で成長したことを報告できることを嬉しく思います。市場は引き続きダイナミックですが、当社は引き続き事業の成長の有意義な機会を見出しており、2024年は回復の年になると確信しています。

iHeartMedia 社長兼COO兼CFO / リッチ・ブレスラー氏コメント
当社事業と広告市場全体で改善の兆しが見られ続けており、2024年は大幅な成長の年になると予想しています。当社の高成長デジタルオーディオグルー​​プの調整後EBITDAは前年比26%増、第1四半期の収益は前年比7.0%増で、当社の総収益の30%を占めました。

ではまた。