英国規制当局が「ポッドキャストのホストリード広告を明確にするための新しいガイドライン」を発表

英国規制当局の広告基準協議会(ASA / Advertising Standards Authority)、広告実践委員会(CAP / Committee of Advertising Practice)が、ホストリードのポッドキャスト広告を明確にするための新しいガイドラインを発表しました。今日はこのニュースを紹介します。

ASA | CAP / New guidance on making ads clear in podcasts

このガイドラインは、ポッドキャストのホストリード広告がリスナーにとって広告として識別可能であることをブランドやパブリッシャーが確実に確認できる方法を規定するものです。

規制当局が行った消費者調査によると、ポッドキャストリスナーはホストリード広告の冒頭にはっきりとした「ラベル」があることを高く評価していることがわかり、最もよく認識されている用語は「有料広告」と「スポンサー」だったそうです。さらに、このラベルが音楽や効果音と組み合わせて周囲のコンテンツから広告を区別し、ラベルが長すぎない場合、リスナーは広告であることを認識しやすいと感じることがわかったそうです。

この調査結果を踏まえて、今回のガイドラインでは「広告主にこれらのラベルのいずれかのバリエーションを使用することを強く推奨する」ことを求めています。例としては、「これは◯◯の有料広告です。」または「これは◯◯のスポンサーです。」といった形のフレーズを使用するイメージです。

このガイドラインは今後3か月の猶予期間を経て、2024年8月16日に発効するとのこと。
今後動きがあればまたお伝えしていきます。

ではまた。