米国iHeartMediaの2024年第2四半期決算発表、ポッドキャスト事業は前年比8%増

2024年8月8日、iHeartMediaが2024年第2四半期の業績を発表しました。今回はこの決算発表の中からポッドキャストに関するトピックを中心に紹介します。

iHeartMedia / Reports Results for 2024 Second Quarter

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グループ連結での2024年第2四半期、売上高は9億2,900万ドル(1.0%増)、調整後EBITDAは1億5,000万ドルとなっています。

そのうちポッドキャストなどを取り扱うデジタルオーディオグループの事業部別の2024年第2四半期は、収益は2億8,600万ドル(10%増)、ポッドキャスト収益は1億500万ドル(8%増)となっています。ポッドキャスト収益は前四半期の18%よりも成長は鈍化しています。しかし今後2桁の成長率に戻る見通しを明らかにしています。全体をみるとポッドキャストの収益が順調に成長し、現時点で総収益の11.3%を占めるポジションとなっています。

iHeartMedia 会長兼CEO / ボブ・ピットマン氏コメント
広告主はポッドキャストに大きな関心を持っています。彼らはポッドキャストを話したい話題のトップに挙げています。ポッドキャストを始める人が増えているだけでなく、ポッドキャストに費やす時間も増えています。つまり、新規リスナーの増加と既存リスナーの利用の増加という 2つの成長ベクトルがあるということです。そして、この傾向がすぐに弱まるとは思えません。ポッドキャストは今やストリーミング音楽サービスのリーチを超えており、これは明らかに非常に前向きな兆候です。

iHeartMedia 社長兼COO兼CFO / リッチ・ブレスラー氏コメント
ポッドキャストは利益率の高いビジネスであるだけでなく、全国の営業担当者がいつでもどこでも、ラジオ放送のスポット、デジタルディスプレイ広告、ポッドキャストのスポットなど、何でも販売できるようにするという決定が引き続き成果を上げています。

ではまた。