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IAB「クリエイターエコノミーにおけるポッドキャスターの役割が拡大している」

IABがクリエイターエコノミーにおけるポッドキャスターに関するレポートを発表しました。今日はこのレポートの中から一部をピックアップして紹介します。

IAB / Podcasting in the Creator Economy A Long-Term Opportunity

■ポッドキャストリスナーの考察

今回IABのレポートでは、ポッドキャストがいかにリスナーにとって大事なものになっているかをまとめています。

・ポッドキャストリスナーの73%は、毎週お気に入りのポッドキャスターと時間を過ごすことが自分にとって重要であり、10人中9人近くがその時間を人生で有意義な時間であると回答。

・ポッドキャストリスナーの75%、ミレニアル世代の86%が、最も情熱を注ぐトピックについての主な情報源はポッドキャストと回答。

・週間ポッドキャストリスナーの30%は、ネットワークやケーブルテレビの広告をまったく見ない。

・ポッドキャストリスナーの平均年齢は、全人口より10歳若く、テレビの平均視聴者より20歳若い、39.9歳。

・月間ポッドキャストリスナーの49%は大学卒であり、年収も7.5万ドルから25万ドル以上のすべてのカテゴリーで、ポッドキャストリスナーは全人口より多い傾向がある。

■ポッドキャスト広告の効果

ブランドリフト調査の結果では、認知、好感、検討、行動のすべての段階で、CTVやYouTubeよりもポッドキャスト広告が高い効果を発揮した結果となっています。これは以前紹介したSounds Profitable調査データを改めて紹介したものですね。

■ポッドキャストリスナーの広告主への受け止め方

お気に入りのポッドキャスト番組に配信された広告主については、それを前向きに捉える率がYouTubeやストリーミングTVに比べて高い傾向がみられます。これは、「リスナーのポッドキャストに対する情熱が、お気に入りの番組の制作者を積極的にサポートしたいという願望に基づいて、広告に対する受容性へとつながっている」ためと考察されています。

IABメディアセンターディレクターのマット・シャポ氏のコメント
ポッドキャスターの強みはリスナーの忠誠心と交流の強さであり、その結果、リスナーの75%が、ポッドキャスターはソーシャルメディアやエンターテイメントのオリジナルのインフルエンサーよりも影響力があると回答しています。ブランドにとっては、マーケティングメッセージに与えられるハロー効果が高いことで、リスナーの91%がポッドキャスト広告を聞いた後に行動を起こし、オンラインでブランドストーリーを伝える真に特別な手段となっています。

ではまた!

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