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Spotify、音楽著作権法の変更を理由に2024年よりウルグアイでのサービスを終了へ

Spotifyが2024年よりウルグアイでのサービスを終了すると報じられました。今日はこのニュースを紹介します。

Music Business Worldwide / Spotify ‘to phase out its service in Uruguay’ from January 1, 2024 over music copyright law changes

報道によれば、Spotifyがウルグアイで施行される新しい音楽著作権法により、音楽使用に対して事実上2倍以上の支払いが発生する事態への対応であるとのこと。音楽だけでなく、ポッドキャスト番組も提供されなくなることも報じられています。

Spotifyは、先月発表された同法の改正案を理由にウルグアイからの撤退を予告していましたが、最終的に2024年1月1日より段階的にサービスを停止し、2024年2月には完全にサービスを終了することを改めて発表したかたちとなります。

Spotifyの広報担当者は「Spotifyはすでに、音楽から得た収益のほぼ70%を、音楽の権利を所有するレコードレーベルや出版社に支払っています。これ以上の支払いがあれば、私たちのビジネスは維持できなくなります。Spotifyはこれまでに400億ドル以上を支払っており、最大の収益源であることを誇りに思っています。そしてストリーミングのおかげで、ウルグアイの音楽産業は2022年だけで20%成長しました。私たちはアーティストにリスナーとつながる機会を、そしてウルグアイのファンに彼らの音楽を楽しみ、インスピレーションを受ける機会を提供し続けたいと考えています。しかし、Spotifyに同じ音楽に対して2回の支払いを強いる可能性のある変更は、アーティストとファンを結び付けるという私たちのビジネスを持続不可能にする可能性があり、残念ながらウルグアイでの提供を中止する以外に選択肢はありません。」とコメントしています。

Spotify以外のプラットフォーマーがウルグアイでどう動くのかも気になるところです。ではまた。

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